こんばんは、大佐です。今日は買い戻してよかったゲームベスト5を紹介します。
去年は引退前に持っていたゲームを買い戻して再評価する一年でした。たくさんの絶版ゲームを買い戻しました。その中で今日は買い戻してよかったゲーム5つをランキング形式で紹介していきますね。
目次
5位:アルカディアの建設

デザイナー | リュテイガー・ドーン |
プレイ人数 | 2~4人(3人ベスト)(何人でも良い) |
プレイ時間 | 45~60分 |
BGG平均レーティング | 6.9/10(評価数41000) |
ざっくり解説
5位は『アルカディアの建設』です。過去にプレイした回数は5回ぐらいです。確かSeekerさんにプレイされてもらって購入したゲームですね。懐かしいです。
テトリスのブロックのような建物をカードを使いボード上に建設します。周囲(辺)を建物か建築家で囲まれると完成します。
建物が完成すると完成に貢献した建築家の持ち主は紋章を得ます。この紋章は価値が変動するので、うまいタイミングで売りぬく必要があります。
建物を建てる→それを囲んで紋章を貰う→上手に換金!
建物を完成させて、紋章を貰ってそれを上手なタイミングで換金(勝利点化)する二段方式の得点ルールが面白いゲームです。それを1時間弱ぐらいの短時間にギュッと濃縮したゲームです。
・一番の魅力は二段方式の得点ルール
・写真映え〇の中時間で味わえる本格ゲーマーズゲーム!
・2人でも良い!人数を選ばないゲーム性!
・砦の周りに見にくい箇所(死角)ができる
・決算のタイミングが難しく、初見殺しになりやすい
4位:オレゴン

デザイナー | ヘンリック・ベルク アーサー・ベルク |
プレイ人数 | 2~4人(ベスト3人)(何人でも良い) |
プレイ時間 | 45分 |
BGG平均レーティング | 6.8/10(評価数32000) |
4位は『オレゴン』です。オレゴン州を開拓する絶版ゲームで、美しいイラストとボードが素晴らしいです。あまり攻撃的な要素はなく、かつしっかりプレイヤー同士の絡みもあるゲームに仕上がっています。
超面白いということはないのですが、安心して遊べるファミリーゲームって感じですね。知る人ぞ知るボードゲームのスタンダード足りえるゲームだと思います。
ざっくり解説
5種類の柄(馬車、バイソン、家族、鷹、炎)のカードをプレイして、建物と開拓者を配置していきます。建物と開拓者が隣接すれば、特典(勝利点とその他ボーナス)が貰えます。
一番ユニークなのは「追加ターン」とカード1枚の絵柄を自由にできる「ジョーカー」の存在です。どちらも非常に強力です!この2つをどこで切るか悩むゲームです。
この2つは建物の特殊効果で復活するので、ある程度思い切って使うことが大切になります。この辺の駆け引きは難易度は低くなく、やりがいのあるゲームになっています。
・攻撃的な要素がなく、安心して遊べるゲーム性
・追加ターンとジョーカーをどこで切るのか悩むのが面白い
・2人でも楽しい!
・プレイ人数が少ないとソロプレイ感が強くなる
・人数が多いと待ち時間が伸びてゲームテンポが悪くなる
3位:ビッグファイブ

デザイナー | ライナー・クニツィア |
プレイ人数 | 1~4人(2人以上なら何人でも良い) |
プレイ時間 | 20分 |
BGG平均レーティング | 6.3/10(評価数193) |
3位はクニツィアの『クワークル』こと『ビッグファイブ』です。BGG評価数でも明らかなように、殆ど流通していないマイナーゲームです。
日本でのみ売れた可能性もありますね。海外の在庫はほとんどないです。欲しい方はほぼ日本の流通在庫を狙うしかないゲームです。
ざっくり解説
5つの色と絵柄を盤面で揃えていくゲームです。列にして並べてカードを出しますが、各列は「同じ動物」か「同じ色」で構成される必要があります(上の画像がわかりやすいです)。
個別のデッキを最初に使い切った人が勝ちで、各列の4~5枚目を出すととボーナスとして手札か山札からカードを箱に戻せます。
こうしてうまく手札を調整しながら、まとめて効率よく手札を使い切っていくゲームです。シンプルながら面白いです。
・元になったゲームの得点計算のルールをシンプルに!
・キレイに5枚目がパチッとハマると気持ちいいです!
・ソロプレイも可能!2人以上なら何人でも面白いです!
・スーパー場所食い虫です。大きなテーブルが必要です。
・プレイヤー間の絡みは薄めです。
2位:十二星座ゲーム

デザイナー | トム・シェープス |
プレイ人数 | 2~5人(ベスト3人) |
プレイ時間 | 45分 |
BGG平均レーティング | 6.6/10(評価数344) |
2位は『十二星座ゲーム』です。こちらはかなりマイナーなゲームですが、星座を対象とした影響力比べ(エリアマジョリティー)ゲームです。
一等星のところは非公開で、二等星のところは公開でコマを置いて影響力を競います。非公開のコマを上手に読む必要があります。ここに心理戦があります。
隣接するコマを全て無力化する「ブラックホール」はとても面白いです。特にこれを後ろ向きで伏せる時は楽しいです。
スコアも3位以下に発生する謎の「示談金システム」が面白いです。1位は3位以下の人が置くコマの数だけ点数を払う必要があります。2位の方がお得なケースも発生しえます。悩ましいところです。
・一等星が非公開、二等星が公開のコマ置きシステム
・すべてを無力化するブラックホールが楽しいです!
・文句なしのゲーマーズゲームです。難易度は高いです。
・得点チップの使い勝手が悪い(何かで代用しましょう)。
1位:パトリツィア

デザイナー | ミヒャエル・シャハト |
プレイ人数 | 2~5人(ベスト3~4人) |
プレイ時間 | 50分 |
BGG平均レーティング | 6.6/10(評価数15000) |
1位はシャハトの『パトリツィア』です。人気絶版ゲームの1つですね。今年コロコロ堂さんが再販されるとのことなので、必ず抑えましょう!この再販は個人的マストバイです。いずれ個別の紹介記事も書きます。
正直、なぜ一度手放したのかわからなくなりました。それぐらい良いゲームです。間違いなく一番の当たりです!
ざっくり解説
カードを使った影響力比べ(エリアマジョリティー)ゲームです。瓦のような塔コマを積み上げて、各エリアの影響力を競います。
塔パーツはカードを使っておきますが、プレイしたカードで補充されるカードが決まっているのは、なかなかないゲーム性です。
つまり2手先、3手先を考えて行動する必要があるゲームといえます。人数が多すぎると先の見通しが立ちにくいので4人までに留めておきましょう。2手先ぐらいはざっくり考えて行動しないと勝てません。
・2手先、3手先(2人時)まで考えるゲーム性。
・ゆるーく妨害しあえるゲーム性も魅力です。
・勝とうと思うと難易度は高いゲームです。
・噛み合い、巡り運の要素は小さくないゲームです。
今日のまとめ
- 5位は『アルカディアの建設』です。悩ましいゲーム性を短時間に!
- 4位は『オレゴン』です。追加ターンが強力で楽しいゲームです。
- 3位は『ビッグファイブ』です。ライトで楽しいパズルゲーム。
- 2位は『十二星座ゲーム』です。ブラックホールを使うのが楽しいです。
- 1位は『パトリツィア』です。再販の予定アリ。マストバイです!
以上です。読んで下さり、ありがとうございました。