商売の秘訣は仕入れ上手!競りとドラフトで上手に商品を仕入れよう!
目次
ざっくり解説
6種類の商品を競りとドラフト(取り合い)で集めていくゲームです。同じ色の商品を集めるために、商品を競りで手放さないといけないのが悩ましいゲームです。
競りはプレイヤーの数だけ行われます。早く落札した人はたくさんカードがもらえます。落札したプレイヤーはラウンドから抜け、残りのプレイヤーで行います。
全員が競りを終えると、次は競りで支払ったカードと落札時に1枚寄付するカードを取り合うフェイズに入ります。これは競りで獲得した枚数が少ない人から行います。
なので競りで早く落札するとカードはたくさんもらえるけど、取り合いフェイズで後になります。これらをうまく行い、同じ色の商品を揃えて点にしていくゲームです。
競りで早く勝つとカードはたくさんもらえるけど、その後の取り合いでは後になるルールが絶妙なゲーム。なかなかうまくいかないよ!
長所
競りの獲得枚数を取るか、取り合いの順番を優先するのかのジレンマが面白い。この2つのどちらを優先するのか毎ラウンド選択しないといけません。なかなか面白いです。
ジョーカーのバランス調整が面白いこと。どの色にもなるジョーカーが数値としては0で競りには使えないこと。またジョーカー3つで5点で得点化ができるのも面白いです。
短所
難しいゲーム性。競りでカードを競って手放すのに、同じ色を揃えないといけないという相反することをしないといけません。苦手な人はとことん苦手といえます。
手札上限が7枚と厳しすぎる印象があること。競りと同じ色集めを同時に行うには手札上限がカッツカツです。かなり上手に回さなければならず、苦手な人は苦手要素その2です。
ベストプレイ人数
4人です。3~6人いずれの人数も悪くない中、最も非推奨票が少ないのが4人です。この手のゲームは人数が多すぎるとコントロールが難しくなるので、丁度良いのでしょう。
6人だけがやや賛否が分かれます。ベスト票は4人に次いで多い中、非推奨が20%をやや超えており、6人ベスト派とワースト派で分かれるやや賛否のある人数となっています。
4人が一番です。程よい人数だと思います。個人的には賛否の分かれる6人は自分は多すぎ派ですね。3~5人で遊ぶと良いでしょう。
個人的な評価
競りでカードを手放しながら同じ色のカードを揃えるという、相反することをうまくまとめるスキルが要求されるゲームです。なかなかにゲーマー向けなゲームといえます。
一言でいうと『隠れた良作』という表現がぴったりな本作は、たくさんの人は支持されない反面、絶対こういうゲームが好きな人がいるのも事実かなと思います。
プレイ回数は3回ほど。良いですね。7枚の手札上限が厳しすぎな感がありますが、そこを除けばコンパクトな競りの良作だと思います。
早く落札するとカードが多いけど、取り合いフェイズで後になるシステム等。システムの絶妙さが面白さの根源です。システム的な面白さが主体なので好みが分かれるでしょう。
3人でしか遊んでいないので4人以上でもプレイしてみたいゲームです。機会があれば4人と5人は是非試してみたいと思います。競りが好きなら一度は遊んでみてほしいです。
大佐さん曰く「集めることと、競りで手放すことのジレンマが面白いゲーム。渋いが間違いなく良作。競りが好きなら一度は遊ぶべき」とのこと。