ボードゲーム

『クラウドシティ』レビュー

長い空中回廊を作ろう!魅力的な都市計画プランを練るパズルゲーム!

ざっくり解説

 タイルを使って都市を建設するゲームです。タイルには3つの高さのビルが2本書かれています。タイルを使い3×3ないしは3×4の都市を作るように配置していきます。

 ビルの高さは重要です。同じ高さのビルが直線に並ぶと橋がかけられます。この橋が得点源です。特に1本が長い橋が高得点になります。

 橋はビル1つに対し2本までです。また間により高いビルがあってもかけられません。うまく長い橋をいっぱいかけた人が勝つ。そういうゲームです。

画像はBGGから、こんな風に橋をかけていきます。

3×4の都市を作ってビル間に橋をかけていく。で、長い橋が高得点なゲームだよ。長い橋は取り合いになるから早い者勝ちだよ。

長所

 高さの概念が面白いパズルゲームなこと。一番高い茶のビルの長い橋は比較的簡単ですが、青や緑の長い橋はより高いビルが邪魔をするので、なかなか難しいです。

 立体的なコンポーネント(コマ)とゲーム性の融合が素晴らしいこと。コマが立体的なことがゲーム的に意味のあるデザインといえます。

短所

 駆け引きの要素が少な目なこと。基本的な駆け引きがタイル、通路の取り合いだけです。ボーナスや賞の取り合いすらありません。駆け引きの要素は少ない部類に入ると思います。

 橋の下のビルに橋をかけるとき、高い橋が邪魔になりえます。立体的なゲーム性が仇になる欠点といえます。仕様と割り切った方が良いでしょう。

ベストプレイ人数

 2~3人です。2人と3人は甲乙つけがたいです。ゲーム性の違いとしては2人は計画的にプレイし易く(ただし、かなり実力ゲー)、3人はほどよく緩く遊べるかと思います。

 4人は75%の人がアリとしています。ただ待ち時間の問題、あとランダム要素が強くなるので真価を発揮する人数とは言い難いです。

基本は2~3人が良いと思います。計画的にプレイし易く、待ち時間の問題も気になりにくいです。2人は強い人に勝つのは困難です。

個人的な評価

 『スシゴー』などをデザインしたフィル・ウォーカーハーディングの作品です。彼は基本万人向けのゲームをデザインする人なので、本作もその色合いが強いと思います。

 基本は高さの概念が面白い建設パズルです。うまいこと高いビルが邪魔しないように通路を引いていくことが大切です。通路をできるだけ無駄なく置くことも大切かと思います。

 ただゲーム性はソロプレイ度が高めで、僅かな取り合いがあるだけです。現代的ともいえますが、古典的なゲームが好きな人には不向きかもです。

 プレイ回数は3回ほど。全てボードゲームアリーナで遊びました。BGAだと立体のゲームなのでパソコン向けかなと思います。

 基本のルールだと長い橋ゲーな感がありますね。上手い人はうねうねと長い橋を上手に置いて、得点を稼いでいます。上手い人はサシだと7~8割ぐらい勝てるみたいです。

 個人的には可もなく不可もなくって感じです。誘われたら断ることもないけど、所有するしたいほどの魅力も感じないってところですね。よくも悪くも手堅いゲームという印象です。

2人は想像以上にガチ勝負みたい。大佐さん曰く「現代的パズルゲームで可もなく不可もない。立体的性を活かしたところはユニーク」とのこと。

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