略奪の限りを尽くせ!悪党たちの織り成すコミカル列車強盗ゲーム!
目次
ざっくり解説
西部の荒野を走る列車に乗った悪党になり、他の悪党や列車の中のお宝を奪い合うゲームです。他のプレイヤーも悪党を演じるので、列車の中は悪い奴ばっかです(笑)。
殴る・移動などのアクションの描かれたカードを、ラウンドカードの指示に従って順番に手札からプレイしていきます。全員分が決まったら、順番に実行していきます。
この計画→実行の流れを繰り返すゲームです。他人が何を出すのかを状況から予想して動くハチャメチャなコミカル列車強盗ゲームです。
「計画→実行」の繰り返しで列車内か強盗たちから金品を奪え!
長所
個性豊かな6人のキャラクター。それぞれが見た目通りみたいな能力を持っています。例えばドックはカードを1枚余分に引ける。ゴーストは行動が予想しにくいなどです。
ハプニング上等のゲーム性。殴られて吹き飛ばされて計画が狂うなんてしばしば。殴る相手がいなかったり、奪うお宝がなかったりなんてことも。ギャグ漫画みたいな世界感です。
短所
露骨な直接攻撃の要素です。相手を殴る、撃つなどの分かりやすい形での直接攻撃があります。コミカル強盗ゲームなのでやるならそこは諦めて勝負してください。
キャラクター間の優劣があること。ボードゲームアリーナであるランカーたちのデータをみると、よく選ばれているキャラクターに若干の偏りがあります。
ベストプレイ人数
5人です。列車のサイズに人数別の調整はないので、人数が少ないほど車内の人口密度が下がります。殴るなどの隣接しないとできないアクションが弱くなります。
傾向として人数は多く欲しいゲームです。3人はギリギリOK(3割が非推奨)、4人は必要十分。6人は多すぎる気がしますが、意外でかなりアリみたいです。
特に女性キャラ2名は人数少ないと明確に強みが活きにくくなります。
個人的な感想
テーマとゲーム性が一致している点においては素晴らしいです。コミカルな悪党たちの奪ったり、奪われたりの略奪劇が繰り広げられます。
内容物も素晴らしく、それだけで所有したくなるし写真映えも抜群でしょう。『スマッシュブラザース』のような乱闘タイプのゲームが好きな人に強くおススメできます。
なお、統計的には実力者が6割ぐらい勝つ実力寄りゲームです。パーティゲーム好きにも刺さるってだけで、ゲーマーも十分楽しめるゲームになっています。
プレイ回数は2回。両方シャイアンでプレイしたと思います。能力を活かすには隣接して殴らないといけないので、初心者には扱いにくいと感じました。初心者は扱いやすいベルやドックを強く勧めます。
短期記憶がダメな人なので5枚目のカードが出される頃には、1枚目のカードを忘れているので結構苦手なゲームかなと思いました。読み合いが大切なのでたぶん、やれば苦手は克服できてくると思います。もう少しプレイしてみても良いかなと思うゲームです。
『スマブラ』みたいなゲームが好きな人におすすめ。大佐さんは読み合いは得意だけど、短期記憶がアレな人なので(笑)。そこが相殺されそうな感。