ボードゲーム

『ゴールドブロイ』レビュー

迷惑なお客に要注意!ビール工場とビアガーデンの経営権を争うゲーム!

ざっくり解説

 ビアガーデンとビール工場の経営権の争いと、それらの拡大を目的としたゲームです。株(株価の概念はない)と経営が半々のゲームって感じです。

 アクションの決定方式にバッティング回避の要素があります。3つのアクションから行いたいものを皆が同時に決定し、誰ともアクションが被らなければボーナスがあります。

 ゲーム中3回ビアガーデンとビール工場の収益が株式の比率に応じて分配されます。なので成長しそうな株に出資した人が勝ちのゲームといってよいでしょう。

育ちそうなビアガーデン・工場に出資し、ちょっとだけその経営にも介入できるゲームだね。アクションの決定で被らないようにするのがコツだよ!

長所

 出資カードをめぐっての経営権の争いが熱いこと。出資カードはみんなが欲しいが買うコストは、みんなが欲しがると高くなります。うまく良いタイミングで買いたいです。

 基本はシンプルな3択のバッティング回避ゲームです。細かなルールを除けば、ゲームのおおよそを把握するのは難しくない部類です。

短所

 細かいルールが多いこと。特に非直感的のはある会社の出資カードが全て出まわると、1株株主は経営権を失うルールです。ゲームバランスの都合上導入された感が凄いです。

 とにかく割り算祭り開催です。計算疲れ不可避です。利益の分配の際、儲けをビアガーデンと工場で2で割って、その収益を株主の割って分配します。

ルールブックに収益が「何ドルの時に何で割る場合いくら」の一覧表があるぐらいです。是非これを活用しよう!

ベストプレイ人数

 4人一択です。基本はバッティング回避ゲームなので、人数が居たほうがいいです。3択なので4人いると必ず1人被ります。4人がベストなのはわかりやすい部類かと思います。

 3人は被らない率が上がりますが、まったく面白味を発揮できないわけではないです。3人は3人でやや気軽に遊べるとも言えなくはない人数な印象です。

実質4人用といって過言ではないです。3人はとりあえず遊べなくはないよぐらいの人数かと思います。

個人的な感想

 デロンジェの株と経営を半々でいい感じにまとめ、それにバッティング回避の要素を追加して定石化を防ごうとしたゲームです。

 印象としてはバッティングすることがデメリットのゲーム性というよりも、バッティングしなかったらボーナスのゲーム性に思います。出資カードだけは3人被りが地獄ですが(笑)。

 問題点として細かいルールが多い+割り算地獄なこと。特に割り算については一覧表がルールブックに付属しており、絶対使うべきです。

 プレイ回数は2回ほど。基本的には株式投資をテーマにしたゲームで、分散投資しつつ、伸びそうなビアガーデン・工場に少しずつ絞り込んでいくのが良いと思います。

 多くの方が指摘するように唯一無二性は高いです。替えの効かなさそうなゲームではあります。しかし、荒っぽい部分も多く手放しに誉めることもできないゲームかなと思います。

 悪くはないのでもう一度ぐらいは遊んでみたいですが、鬼みたいな割り算処理をもうやりたくないという思いと半々です(笑)。ルールミスがあったので、機会があればもう一度ぐらいは遊びたいゲームです。

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