どのゲームにも応用可能な心身の管理の仕方などを解説します。
目次
序文
こんばんは、大佐です。今日はボードゲームアリーナで『ヴィア・マジカ』で1位をとれたので記念に記事を書きます。

今回の記事は「長期的に勝つために必要なこと4選」です。長くゲームを続ける上で気の持ちよう、レベルの高いプレイの維持などなどを解説していきます。
『ヴィア・マジカ』自体の攻略記事ではありません。それはまた別の機会に書きます。今回はゲーム全般における、長期的に見て勝つために必要なことをまとめました。
基本的にどのゲームでも応用可能なものを目指して書いていきます。競技全般に応用できると思います。誰かの参考になれば幸いです。
結論:長期的に勝つために必要なこと4選
僕が気を付けていること各種は以下の4つです。
- ティルト(慢心・怒りによる思考停止)を回避する
- 認知疲労(決断疲れ)を避ける
- 大切なのは勝つことではなく、ミスをしないこと
- 長期で見て勝っている場合、小さな敗北を気にしない
この4つを順番に解説していきますね。
ティルト(慢心・怒りによる思考停止)を回避する
ティルトとはポーカー用語です。本当は動揺してプレイが雑になるみたいな広範な意味を持ちますが、わかりやすさ重視で今回は慢心と怒りについてとしました。
ティルトは一番の敵です。対戦相手よりも10倍は恐ろしいです。ティルト状態に入ると短期では勝てても、その状態のまま長期で勝つのは難しいです。
ティルトは自覚するのも難しいです。なので「負けが続くときは常に疑う」ぐらいでちょうどよいです。対策は素直に休憩を取りましょう。その日はお休みでも良いかもです。

感情を切り替える
とにかくティルトの万人向けの一番の対策は、ゲームから時間と距離を置くことです。長丁場の大会などなら少し散歩する。美味しいものを飲食してください。
気持ちをリセットできるような行動をとることが大切です。そういうルーティンを作ってください。お勧めは散歩、入浴、仮眠、食事が絡むものが良いでしょう。

無理にゲームを続けてもいいことはない
ティルトした状態で無理にゲームを続けると連敗が続くこともしばしば。そうなるとネガティブループに簡単に突入してしまいます。こうなると失った分を取り戻すのは大変です。
負けが続くなと気が付いたら、さっと身を引きましょう。逃げではなく、これは戦略的撤退です。
認知疲労(決断疲れ)を避ける
認知疲労とは一般的には「決断疲れ」として知られています。ざっくりいうと頭が疲れてくると良いプレイを維持するのが難しいということです。これは避けたいです。
「決断疲れ」もティルトと同様に自覚するのは難しいです。これも自覚するためには「負け続くときは疑う」でちょうどよいかと思います。
一番の対策は「回数を決める」ですね。これだけしかやらないと決めてそれ以上はプレイしないことです。これにより仕組みとして決断疲れを回避できます。
もしくは学校の授業のように何分やったら何分休むみたいな一連の流れを作るのもありです。50分プレイしたら10分休むみたいな仕組みとして休憩を取り入れるのもアリです。

大切なのは勝つことではなく、ミスをしないこと
勝利は時の運なので、何をどうしても勝てない試合は一定数存在します。この時に大切なのは「ミスをしなかったどうかに重点を置く」ことです。
勝利というのは「ミスをしなければ、結果としてついてくることがある」ぐらいに考えていれば良いと思います。その方がプレイしていて気楽です。
対戦ゲームというのは必ずどちらかのプレイヤーが負けます。さらにすごく大事なことは、勝利は必ず良いプレイをした方がして、敗北は必ず悪いプレイをした人がするものではありません。
どちらも良いプレイをしている場合もありますし、勝った方が悪いプレイ(不要・過剰なリスクを取って)勝つこともあります。
勝利ではなく良いプレイをすることを目的とする。この考えは長期的に勝つ上で必須だと僕は考えています。勝利を第一目的にするといびつなプレイをしてしまいがちです。こうなると、長期で勝つのは難しくなります。

長期で見て勝っている場合、小さな敗北を気にしない
次に確率のゲームの場合、長期で見て勝っているかが一番大切になります。
例えば、ボードゲームアリーナで10回やってトータルでレーティングが+20されるなら、勝っても負けても1試合あたりの期待値は+2と考えてプレイしてください。
対戦ゲームは基本どこかで必ず負けます。負けは避けがたいです。なので負けを恐れるのはやめましょう。長期で見て勝っているのならば、負けも長期的な勝利のためのプロセスの一部です。

増やすため、勝つためのプロセスの一部としての敗北を受け入れましょう。大切なのは長期で見て勝っているかどうかです。
終わりに
長期的に勝つために必要なことを4つまとめてみました。最後にまとめて終わりたいと思います。
- ティルト(動揺による思考停止)は対戦相手よりも恐ろしい敵。
- ティルト・決断疲れしていると思ったら休憩を挟もう
- 決断疲れの一番の対策は、休憩を一連の流れに組み込むこと
- 勝ちは二の次、良いプレイをすることを第一目的にしよう!
- レーティングは基本上げ下げを繰り返して、伸びていく。敗北もレート上昇のためのプロセスの一部だと受け入れよう。
以上です。読んで下さりありがとうございました。参考になればうれしいです。