こんばんは、大佐です。今年で資産運用を始めて4年目です。特に今年はコロナショックで大暴落しましたね。
株に興味のない人でも知っているレベルの異次元の大暴落が襲いましたね。あの時は凄いことになりました。そういう話を今回はお話していきます。
基本はエンターテイメントですが、教訓になるような話を挟みつつお話しできるよう頑張りますので、最後までお付き合いください。
目次
今年はコロナの一年
とにもかくにも今年はコロナの一年で、コロナの状況に実生活・株式相場両方に翻弄されましたね。非常事態宣言、Go to トラベル、Go to Eatなどなどとにかくコロナ、コロナ、コロナの一年でした。
・2月の歴史に残る大暴落
・4月ぐらいからじわじわと株価は回復
・今年終盤はワクチン期待相場でグングン上昇
・日経平均・NYダウともに天井だと思われた価格を突破!
こんな感じです。かつてから投資をしていた人には地獄ですが、2月の大暴落で買えた人からすれば、天国みたいな相場だったと思います。
2月の大暴落

これは歴史に残る大事件ですよ。あの時の暴落は半端なかったです。簡単に言うと「一年分の株価が一か月で消し飛ぶ超暴落」です。あの時は本当に凄かったです。
- 寝て起きればとにかく株価は下がる
- 含み損は40万、80万、100万とどんどん拡大(最大160万)
- 正気を保つ方が難しかったと言えます
本当にどんどんお金が溶けていく恐怖がありました。底なし沼にハマって抜けられない感触そのものでした。
諦めずに安値を買い続けた
そんな中、自分の基本戦術である「安い時に買う」を実践し続けたことだけは唯一自分を褒められるところでしょう。これが後々に生きてきます。
この時は様々な悲観論が飛び出しました。中でも一番目立ったものはリーマンショックの再来という意見です。
リーマンショックは2008年の大暴落です。日経平均は8000円台まで行きました!現在の3分の1以下です!
4月ぐらいからの株価回復
しかし各国政府のコロナ対策の金融緩和(お金バラマキ)が功を奏したのか株価は回復を始めます。このバラマキが原因でバブルがやってくると言う人が目立ち始めたのがこのころだったと記憶しています。
リーマンショックの再来なんて意見はこのころには消え去ってました。都合の良いものですね(笑)。

この時に自分はセルインメイ(5月に売れ)の格言に乗っ取って少しだけ売って様子見していましたが、これは大失敗でした。
異常な今年に例年通りの値動きで立ち回ったのは、明らかな思考停止だったといえます。ポーカーでいう「ティルト」をしてしまったのですね。
今年指数に負けた要因は5月のこのミスといえます。
夏枯れと大統領選前の辛い時期

今年の4月以降は長期でみれば、楽勝な相場でした。しかし、短期で見れば夏枯れ(大手投資家が夏休みに入るので取引量が減る)と、大統領選前の売り圧力に苦しみました。
投資は長期で見れば簡単というのは正しいですが、短期の値動きに翻弄されると難易度が急上昇することは覚えておいて損はないと思います。
長期で見て下がらない銘柄でも、短期の値動きに翻弄されて損切りするとか、本当によくあります。難しいです。
大統領選とファイザー砲
大統領選が終わるとほとんど同時期に、ファイザーがコロナのワクチンを開発したというニュースが飛び込んできました。この時株価は急騰しました!コロナワクチン爆誕に株式市場も爆沸!

しかし、この通称「ファイザー砲」はコロナに強い銘柄「ウィズ・コロナ銘柄」が強く売られました。これに投資していた人にとっては大ダメージを負いました。
有名Youtuberの株の買い時さんも80万の損失を計上したとおっしゃってました。優待投資で有名なみきまるさんもかなりウィズコロナ銘柄に振っていたはずなので、彼もダメージが大きかったと申していました。
そしてワクチン期待相場へ
そこからはもうお祭り相場でした。結果日経平均は27000円を超え、急騰に湧く一年となりました。ビットコインも以前の天井の240万を軽く超えたみたいですね。
結果からいうと1年間気絶していたら、値上がりしていた一年でしたね。2月の暴落とはなんだったのか?株式市場とは本当に読めないものです。
僕個人の投資成績
これはどこを軸で見るかで変わります。
1.去年ベースで見れば「マイナス」(-2%弱ぐらい)
2.元本ベースで見れば「プラス」(+6.5%ぐらい)
という微妙な結果で終わりました。元本ベースなら4年連続勝ちですね。2018年のブラッククリスマスの大暴落の年も元本ベースで見れば、負けていません。
正直この一年で元本を割っていないことは自信に繋がります。この激しい一年で生存したことは、次の暴落でも活きるでしょう。

通算4年元本維持できた秘訣
1.みんなが楽観している時に売って
2.みんなが悲観している時に買う
一言で言ってしまえばこれだけです。ただ、自分は少し買い増しのタイミングが上手ではなく、落ちるナイフを慌てて掴んで大ダメージが結構目立ちます。日経平均負けしたのはこれも原因だと思います。
どこを買い時として、どこを売り時とするかは一言で言えば「経験」です。経験を積むしかありません。こればっかりは場数がモノを言いますね。
今日のまとめ
- 寝て起きたら30万円分の価値が減る!歴史的大暴落を味わいました。
- ただひたすらコロナに翻弄された一年だったといえます。
- 一番のミスは5月に買い増せなかったこと。
- 長期で見れば楽勝の相場も、短期で見れば難しいところがあります。
- 暴落を無事生還できた。それだけで十分です。
以上です。読んで下さってありがとうございました。