ボードゲーム

『ジャイプル』詳細レビュー

商売上手は交換上手!上手な交換が商取引のカギ!

 こんばんは、大佐です。本日紹介するゲームは『ジャイプル』です。2人用で遊ぶことに特化した2人用ゲームの1つです。かなり有名な作品かと思います。

 当記事では、このゲームとルールの魅力を分かりやすく解説しております。是非最後までご覧いただければと思います。では参りましょう!

基本情報

『ジャイプル』2人用ゲームの代表的ゲームの1つです。
タイトルジャイプル
デザイナーセバスティン・ポーコン
発売年2009年
プレイ人数2人専用
プレイ時間30分
流通状態流通中(3,300円)
言語依存なし
BGG平均レーティング7.5点/10点(評価数37,000)

ゲームの概要

 プレイヤーはインドの商人です。マハラジャの専属商人になるため、対戦相手と商売の腕を競います。市場から商品(カード)を仕入れ、それを高値で売りさばくことを目指します。一番お金を稼いだ人が勝ちです。

内容物の説明

 商品は6種類あります。そこをさらにざっくり2タイプにわけられます。1タイプ目は、売値が高いが売却時に制限がある「高級品」が3種類です。

猫さん

高級品は単価が高く、非常に強力なカードです。これをうまく相手に渡さないことがコツです。

 もう1タイプは日用品です。こちらも3種類あります。売値は安い分、売りぬく時の制限がない品物です。

猫さん

安くて数の多い商品です。値下がりが激しいので、まとめ売りを狙う際には注意が必要です!

 加えて家畜カードのラクダがあります。ラクダは場の商品を交換する際に非常に有利にするカードです。それから商品をまとめて売ると貰えるボーナストークンが存在します。

準備

 テーブル上に5枚のカードが並ぶ市場を2人の間に作ります。まず、3枚のラクダを市場に並べます。その後残りのカードをシャッフルして2枚市場に置きます。

市場の初期配置

要約すると3枚のラクダとランダムなカード2枚の計5枚です

 その後手札として2人にカードを5枚ずつ配ります。手札は非公開です。この時ラクダカードが手札にあった場合は、それを公開し市場に対し横向きに置きます。これはあなたの家畜です。ここまでを一度画像にまとめます。

 加えて商品チップを同じ種類を積み重ねます。この時価格の高いものを上に積んでください。

 次にボーナスタイル3種類をカードの書かれた面を表に混ぜてください。つまり裏面(数字の側)を見てはいけません。

 ボーナスタイルには3、4、5枚のタイルがありますが、それぞれの種類が混ざらないよう混ぜてください。

 残りのラクダトークンと優秀の証(顔の絵)も近くに置いておきます。写真にまとめるとこんな感じです。これで準備完了です。

手番の流れ

 選択肢は4つあります。いずれか1つを選んで実行します。

  1. 商品を市場から1枚取る
  2. 市場のラクダカードを全部取る
  3. 手札の商品・手持ちの家畜と市場の商品を交換する
  4. 商品を売却する

重要なルール:手札の上限枚数

 手札の上限枚数は7枚です。それを越えてカードを持つことは許されません。つまり7枚になると手札のカードが増えるアクションは取れません。売るか、ラクダを取るなど手札が増えない行動を取りましょう!

猫さん

家畜は手札ではないので7枚の制限にひっかかりません。

1.商品を市場から1枚取る

 単純にこれは商品カードを1枚選んで市場から手札に加えるだけです。その後、市場が5枚になるよう山札からカードを表向きに補充します。

一番良くやるアクションです。ゲームの基本ムーブです。

2.市場のラクダカードを全部取る

 市場に並ぶラクダカードを全部取って、自分の家畜にします。一部だけ取ることは許されません。ラクダを取るのは全部一択です。

 その後市場のカードを5枚になるよう山札に補充します。

猫さん

タイミングを間違うと相手に高級品を渡してしまうだけの結果になります。上の例では銀2枚めくれていますね。

3.手持ちの商品・ラクダを市場の商品と交換する

 このアクションではまず最初に手札に加えます。その後に同じ枚数を市場に戻します。この時戻すカードは家畜と手札を組み合わせても良いです。

手札に入れたカードと同じのを返してはダメですよ!

手札の上限枚数のチェックは手番終了時です。取るのと出すのを同時処理にすればよかったのにと思います。

4.商品を売却する

 手札にあるカード1種類を選び、それを好きなだけ売却します。売却したカードは捨て札として山札の近くに固めて置きます。

 まず売却したいカード1種類を好きな枚数、捨て札にします。

 高級品3種類は単体では売れません。必ず2枚以上でしか売却できないのでご注意ください!

 売却した商品と同じ種類のトークンを、トークン置き場から上から順に売った枚数分貰います。3~5枚まとめて売ると、まとめ売りボーナストークンも受け取ります。

 この2ステップを行います。このアクションが唯一の得点獲得手段です。カードを取るのを諦めて行う必要があるので、タイミングが重要です。

猫さん

一度誰かのものになったトークンを奪うことはできません。つまりトークンは早い者勝ちです!

ラウンドの終了

 以下の条件を満たすと直ちにゲームは終了し、ラウンドの勝者を決定します。

  1. 市場に補充するカードが足りなくなった時(山札の不足)
  2. 商品トークン3種類が全部取られる

 以上が発生したらその手番を終了して得点計算を行います。

得点計算

 まず家畜のラクダの枚数を比較します。より多くラクダを所有するプレイヤーは5ルピー分の価値があるラクダトークンを受け取ります。

 この時にお互いのラクダの数が同じならば、ラクダトークンはどちらのものにもなりません。

 その後、2人とも全てのトークンを裏返してその数字を足していきます。合計数値の高い方が勝利です。優秀の証を1つ貰います。

猫さん

得点計算する時は、トークンの数字を10ごとにまとめると効率的です。2,8とか3,3,4とかを一山にしましょう。

概ねの勝利ラインは78点ぐらいですかね。80点あればまず負けることは少ないかと思います。

新しいラウンド

 どちらのプレイヤーも優秀の証を2つ以上持っていなければ、もう一度ゲームの準備をして次のラウンドを開始します。前のラウンドの敗者が先手です。

猫さん

よくある「負けたので先攻でいいっすか?」やつです

ゲームの終了

 どちらかが優秀の証を2枚得たらその人がゲームの勝者です。要するに2本先取のゲームということです。

間違いやすいルール

 結構あります。順番にまとめていきます。

  1. 市場から取ったカードと同じカードを戻すのは禁止
  2. 商品トークンが足りない場合の処理

1.市場から取ったカードと同じカードを戻すのは禁止

 交換アクションで取ったカードと同じカードは市場に戻せません!

 それを許すと、自分と相手が同じことをしてきたらいわゆる無限ループに入ってしまいます。

 なので同じ商品を交換して、手番を回すだけの行為は禁止されています。

猫さん

これを許すと無限ループに入って抜けられなくなることがあり得ます。それを防ぐルールです。

2.商品トークンが足りない時の処理

 売却時に売った枚数に対し、商品トークンが足りない場合があります。この場合、以下のように処理します。

  1. 商品トークンは置き場にあるだけしか受け取れません
  2. まとめ売りボーナストークンは、売った枚数分のを受け取れます!

 不足分の商品トークンを相手から奪ったりはしません。置き場にあるだけのトークンを受け取ってください。ボーナストークンだけは通常通り貰えます。

 また高級品は残りトークンが置き場に1枚だけでも、2枚以上でないと売れないことは変わりありません。この点もお忘れなく!

猫さん

まとめ売りボーナストークンが売り切れたらどうするの?

そんなこと起こったことないのでわかりません。おそらくこれも置き場にあるだけで遊べば良いと思います。

評価と感想

 まずは公平に良いところと悪いところに触れていきます。

  • シンプルなルール。
  • 2人専用ゲームなのに、直接攻撃的な要素がない
  • 技術介入の余地もあり、やり込みたくなる
  • 交換アクションの使いどころが非常に大切なこと
  • 2人用ゲームの代表作といっていい出来
  • 高級品が強い。高級品めくれゲー感あります。
  • よくシャッフルするのでスリーブも合わせてほしい
  • 加えてカードゲームにしては高価なこと(3000円台)
  • 本質がしぶ~いカード取り合いゲームなこと
  • 相手の手札を覚える記憶力が求められること

どんな人におすすめ?

 さくさく遊べて、直接的な攻撃のない2人用ゲームをお求めの方には良いゲームの1つだと思います。

 あとは上手い人はイヤらしい手(誉め言葉)を打てるゲームです。ファミリーゲーム中級者ぐらいの人に向いていると思います。

個人的な感想

 何より2人用ゲームで直接攻撃みたいな要素がなくマイルドに遊べて、基本のルールもシンプルです。ここは極めて高く評価してよいポイントだと思います。

 反面、高級品が強いので高級品ゲー感ありますね。高級品のめくれかなと思うところと、同じようなラウンドを何度か繰り返します。ちょっと飽きやすいかもしれません。ここは検証していきたいです。

 一言でいえば「良いゲームだと思います。しかし、オールタイム・ベストに入るかと言われると難しいゲーム」かと思います。

推定プレイ回数20回以上~30回以下
僕のPlay:game点数評価6点/10点(遊び甲斐があり、プレイするだろう)
今後の予測変動幅5点~8点

『ジャイプルを買う』

 やっぱりお勧めは「駿河屋」ですかね。一番安く手に入れられます。次いでAmazonですかね。

 ホビージャパン扱いなので様々な専門店・ボードゲーム取り扱いのあるホビーショップでの入手が可能だと思います。

おすすめのカードスリーブ

 筆者が画像中で使っているスリーブはこれです。黒を使っていますが、カードの背中が見えるクリアがボードゲームにはお勧めです。

 競技用のトレーディングカードゲームによく使われるものなので、圧倒的にシャッフルしやすいです。お勧めのスリーブの1つです。正直ボードゲーム向けスリーブはシャッフルしにくいのでこちらがお勧めです。

 駿河屋で買うと非常に安価で入手できるので『ジャイプル』を買う時にはセットで購入を検討してよいと思います。「ハイパーマット」は1セット80枚あるので、55枚ジャイプル』は1セットで足ります。

 

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