ボードゲーム

今年の新規プレイゲームベスト10

 こんばんは、大佐です。今日は今年に新しくプレイしたゲームのご紹介をしたいと思います。これを読めば今年のクニツィア作品はおおよそ把握できるかと思います(笑)。それでは参りましょう。

今年遊んだゲームベスト10

  1. 多重塔
  2. チョコっと密輸 
  3. 世界の七不思議:デュエル
  4. アズール
  5. 郵便馬車
  6. バビロニア
  7. ミスカトニック大学:禁断の蔵書
  8. テキサスショーダウン
  9. コンプレット
  10. ザ・クルー

 こんなところですね。正確には20ほど遊びました。その中でも印象的な1が上記の10個です。以下、ざっくり紹介していきます。

多重塔

クニツィア期待の新作の1つの『多重塔』
デザイナーライナー・クニツィア
プレイ人数2~4人(ベスト3~4)
プレイ時間45~60分
BGGレーティング6.8/10(投票数210)

 クニツィアの新作で袋から6重の塔のパーツを引いて、順番に建てていくゲーム。建設への貢献度に応じて「瞑想ポイント」を獲得できます。

 「瞑想ポイント」は勝利点や手数を増やすタイルや、買い物を値引きしてくれるタイルを買うのに使います。『交易王』のような特化戦略を決めて、それで勝ちを目指すタイプのお買い物ゲームって感じのゲームです。

 3つの特化戦術はそれぞれジャンケンのような相性関係になっています。相手に合わせて戦術を変えるのも本作の面白いところです。

 手続きの面倒な『交易王』と言ってしまえば、それまでな感があります。もう少し4人プレイでの感触を見てみたいです。

チョコっと密輸

表向きなのが賄賂で、裏向きの2枚が密輸品です。
デザイナーライナー・クニツィア
プレイ人数3~8人
プレイ時間30~60分
BGGレーティング5.1/10(投票数5)

 チョコレートの密輸ゲーム。プレイヤーは密輸人と国境警備員に分かれて、国境警備員は順番に持ち回りでこなしていきます。

 国境警備員は密輸人の違法な密輸を見抜くべく、彼らを逮捕したり、カバンを開けることを要求できます。密輸人たちは警備員の目を盗んで、密輸することが本作の目的です(というか密輸しないと勝てないです)。

 シンプルなブラフゲームです。大量密輸をいかに通すか、逮捕するかが鍵になります。

 負けが込むと浮上するのが難しいです。負けている人ほど、大量密輸するしかなくなります。そして逮捕のリスクも上がります。

世界の七不思議:デュエル

複雑なドラフトゲームですが、勝ち筋がいろいろあるのは良いですね。
デザイナーアントワーヌ・ボウザ
プレイ人数2人用
プレイ時間30分
BGGレーティング8.1/10(投票数57000)

 ボードゲームギークの大人気ゲームの1つ。ドラフトゲームの大人気作『世界の七不思議』を2人用にアレンジした作品。

 この手の作品はこういう番外作品を出すとだいたいダメなのですが、本作は本家と比較してどちらが良いか分かれるレベルによくできています。

 2人でカードを取り合うのでダイレクトに相手の欲しいものを妨害できます。ここは本家との大きな違いです。駆け引きとしては本家よりもこちらが面白いかと思います。

 拡張セットの『パンテオン』はほぼ必須です。裏向きのカードをめくらされ続けるハメ状態に入ると抜け出すのは困難です。

アズール

下のタイル捨て場にボコボコに捨てさせるゲームです(半分本当、半分冗談)。
デザイナーミヒャエル・キースリング
プレイ人数2~4人(ベスト2人)
プレイ時間30~45分
BGGレーティング7.8/10(投票数51000)

 見栄えもキレイなアルハンブラ宮殿のタイルを取り合うゲームです。話題作でシリーズ作品が次々にリリースされていることでも有名ですね。

 このキレイなタイルだけでほしくなるのは本作の魅力の1つです。ゲーム性も本格的なドラフトゲームで、各ラウンド開始時のタイルの抽選以外にシステム面での運要素はありません。

 とにかくタイルの質感が良く美しいことです。これだけで所有したくなる魅力があります。ゲーム中の光景も写真映えします。

 反面、運要素は少なくチェスや囲碁のような、勝つためには高い計画力が求められます。人数が少ないほど、ミスが許されなくなります。

郵便馬車

デザイナーアンドレアス・ザイファルト
プレイ人数2~6人
プレイ時間20分
BGGレーティング7.1/10(投票数18000)

 『プエルトリコ』の作者ザイファルトの赤ポーン受賞作。一筆書きの要領で路線が繋がるようにカードを出していきます。

 完成させたいと思うところでストップして、郵便局を置きます。この時に路線内に含まれる各色エリアに1個ずつか、1つのエリアに全てに置くかの2択がまた悩ましいです。

 この郵便局は1エリアを全て埋めるか、全エリアに1つずつ置きたくなるようなシステムになっており、どっちの置き方をするか常に悩みます。一筆書きルールも相まって、なかなか制御の難しいゲームです。

 カードの繋げ方、路線確定のタイミング、郵便局の置き方この3つの組み合わせはなかなかなく、かつ非常にユニークです。凄いゲームをデザインしたと思います。

 プレイヤー間の相互作用がかなり間接的です。人数が増えるほど、お互いに干渉するのが難しくなります。

バビロニア

はじめての4人プレイ。やおきんさんのジッグラドプレイが止められずの3位。
デザイナーライナー・クニツィア
プレイ人数2~4人(ベスト4人)
プレイ時間60分
BGGレーティング7.7/10(投票数707)

 クニツィアの本格タイル配置ゲーム。随所にジレンマ要素が用意されており、プレイ感は非常に悩ましいです。今までのクニツィア作品で使われたシステムが結構良いところ取りで採用されているのも見逃せません。

 例えば川に裏向きにタイルを置くのは『ロンド』みたいです。他にも30枚のタイルを裏向きで引いて5枚を手札にするのは、『サムライ』のようです。

マクベス大佐

クニツィアゲームの良システムの集合体感があります。

 タイル配置の自由度は高いのですが、タイルは1つの集合でいたほうが強いです。この辺のバランスが悩ましいです。

 要素が多く、また初見殺しの度合いは高いです。何をして良いのかわかり難いです。60分ほどで遊べるが、長時間ゲームのような難しさがあります。

ミスカトニック大学:禁断の蔵書

防御カードで同じカードを追加で3枚めくったの巻です(笑)。
デザイナーライナー・クニツィア
プレイ時間30分~45分
プレイ人数2~5人用
BGGレーティング6.2/10(投票数202)

 クニツィアの度胸試しなゲーム。禁断の図書館に潜り、タブーに触れない程度に探求します。一定条件が揃うと追放され、図書館で獲得したもろもろを失います。

 それを避けるため防御カード7枚が用意されています。それをどこでどう使うかと言うゲームです。

 ランダム要素はやや乱暴ですが、そこを上手に制御できるの防御カードを存在が面白いです。ペース配分なども考えて使う必要があります。

 とにかく7枚の防御カードが鍵です。一度使ったカードの権利を復活させることも可能なので、強いカードを思い切って切ることも大事なバランスが絶妙です。

 防御カード使用のペース配分がこのゲームの全てといっても良いです。序盤にバンバン使うと、後半はほぼ坊主めくりが待っています。

テキサスショーダウン

購入報告ツイートの時のものです。
デザイナーマーク・メジャー
プレイ時間45分
プレイ人数3~6人(ベスト5~6人)
BGGレーティング7.2/10(投票数576)

 またトリックテイキングゲームです。今度はトリックを取る(数比べに勝つ)ってはいけないゲームです。できるだけ負けることを目的にカードを出していきます。

 本作も数比べが主体なのですが、最強の色が多数決的なシステムで決まる特殊なシステムが特徴的です。

 負けないといけないので、最強の色を読むこと。そして各色のできるだけ弱いカードを出すことを意識する必要などがあります。シンプルなルールですが簡単なゲームではありません。

 カード構成表がなく、カード自体にその色が何枚あって、この数字は何番目に強いのか?カードそのものに必要情報が全て描かれています。これは画期的です。

 反面、シンプルなルールですが上級者向けです。最強の色が変動するルールは、慣れるまで少し苦労するかと思います。

コンプレット

この数字タイルをキレイに整列していくゲームです。
デザイナーハインツ・マイスター
プレイ時間30分
プレイ人数2~4人(ベスト4人)
BGGレーティング6.7/10(投票数257)

 数字タイルの1~100の手持ちの20枚ほどをキレイに順番に並べるゲーム。キレイに整理整頓できた時は気持ちいいです。

 数年前にトレンドゲームになったので有名かと思います。シンプルながら万人が楽しめるゲームになっています。

 キレイに続く数字が置けると連続手番というのがダイナミックで良いです。

 受け入れられず捨て牌になったタイルを巡る駆け引きは、無いに等しいです。手番順でほぼ誰が取れるのか決まっていて、直接的な駆け引き要素は0に近いです。

ザ・クルー

全員協力型トリックテイキングゲームの『ザ・クルー』です。
デザイナーミッケル・ベルテルセン
プレイ時間10分
プレイ人数2人用
BGGレーティング7.7/10(投票数53000)

 今年日本語版が出て話題沸騰中の『ザ・クルー』です。まだ基本的なゲームしか遊んでいないので入れるかどうか迷いましたが、ノミネートします。

 全体協力ゲームとしてはなかなか良かったと思います。しかし、会話禁止のゲーム性はいきなり導入するのは、結構リスクがあるので注意です。

 個人的には初期段階の簡単なミッションをやっているうちは、段階的に相談を禁じていくやり方を推奨します。

 協力ゲームの「実質1人ゲーム問題」をだいぶ解決できていると思います。しくじってもやり直しのコストは低いので、ガンガントライしましょう。

 50の様々なお題は繰り返し遊びたくなる仕組みづくりとして悪くないように思います。

 会話禁止でプレイされたカードから相手の意図を読み取るゲーム性は得意・不得意が結構分かれます。

 合わない人にはおそらくとことん合わないゲームです。

以上、今年の新規プレイベスト10でした

 いかがだったでしょうか?古いモノも結構ありますね。新規プレイはクニツィア率が高いですが、非クニツィアでは『テキサスショーダウン』、『ザ・クルー』は再プレイしてみたいかなと思っています。

 この中でのベストゲームは『ミスカトニック大学:禁断の蔵書』ですかね。『ノミのサーカス』が大好きな人なので、リスク管理系のめくりゲームが好きなのだと自分でも思います。

惜しくも落選した新規プレイゲームたち(一部)

  • タイマンポーカー(全てのルールで遊んでいないため)
  • おばけキャッチ
  • グレンモア
  • ニャー
  • ピーナッツ
  • キングドミノ(2人プレイしかしていないため)
  • レーベンヘルツ旧版
  • コードネーム:ピクチャーズ

 全部で20ぐらいですね。今年は過去の所有していたゲームを買い戻して、再プレイというのが多かったので新規は控えめです。来年は50ぐらいはやりたいかなと思ってはいます。

今日のまとめ

  • 今年新しく遊んだゲームのベスト10を発表しました。
  • 今年のクニツィアも安定と信頼のクニツィアブランドでした。
  • 『アズール』は悪くないんだけど、ギリギリ合わなかったゲームですね。
  • 一番はしいて挙げるなら『ミスカトニック大学:禁断の蔵書』です。
  • 今年の新規プレイは20~25ぐらいです。来年は倍ぐらいを目指したい。

 以上です。読んで下さり、ありがとうございました。

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