ボードゲーム

『ノートルダム』レビュー

疫病対策はしすぎてもしなさすぎてもダメ!まさに疫病チキンレース!

ざっくり解説

 基本的には9種類のカードのうちランダムに選んだ3枚を回して取り合います。カードに描かれた9種類のアクションを毎ラウンド3回ずつ行うカードドラフトゲームです。

 9種類のアクションはどれも悩ましいです。また、過去に行ったアクションを再度行うことでアクションの効果が強化されていきます。アクションの強化も意識していきたいです。

 また毎ラウンド、疫病ゲージが上がります。この疫病ゲージがMAXを超えると大惨事が起こります。なのでアクションの効果等を使ってMAXを超えないようにしたいです。

 疫病対策は勝利点やリソースを生まないことが大半なので、うまくギリギリを狙わないと勝てません。要は疫病チキンレースやりながら、勝利点を稼ぐゲームといってよいです。

画像はBGGから。プレイ中のものです。

疫病対策はし過ぎてもダメ、しなさ過ぎてもダメ!で、9種類のアクションは全部やりたいのばかり!悩ましいドラフトゲームだよ。

長所

 疫病チキンレースのシンプルさ。対策しすぎると他が疎かになり、対策しなさすぎると大惨事です。初回プレイの人でもすぐわかりやすい悩ましさといえます。

 9種類のアクションがどれも強力で悩ましい。どのアクションをレベルアップさせていくかも悩ましく、複数回遊んでみたくなる魅力があるゲーム性が素晴らしいです。

短所

 同じアクションレベルアップ要素とドラフト要素の組み合わせが難しい。狙いのアクションカードが回ってこない&妨害される可能性があります。難しいです。

 人物の買収の必須アクション感が強い。上手い人なら1回ぐらい出来なくても勝てそうですが、慣れるまではやらない理由がないと思います。お金は絶やさないようにしたいです。

ベストプレイ人数

 3~4人です。基本は3枚のカードを取り合うゲームなので3人派と、まったくカードの取り合いが発生しない人が1人出る4人派に分かれます。個人的には3人派寄りです。

 5人もまあまあ良く、最も賛否の分かれる2人ですら75%近くが推奨しています。意外と人数を選ばないゲームなのだと思います。2人がOKなら何人でも良いといえます。

ベスト3~4人。あまり人数は選ばない寄りで、2人もあり派がかなりいます。意外と何人でも良いといえそうです。

個人的な感想

 『ブルゴーニュ』のフェルトが作ったカードドラフトゲームです。アレアのゲーマー向けゲームシリーズの黄金期に発売されたタイトルです。

 どのアクションをレベルアップするのか?どこまで疫病対策をするのか?が非常に悩ましく、このわかりやすいジレンマは万人にわかる良さといえます。

 ただ勝つことを意識すると勝利点を稼ぎ出すことにスイッチするタイミングが難しく、難易度の高いゲームといえます。この辺は『ブルゴーニュ』と同じといえます(笑)。

 プレイ回数は1回で4人で遊びました。開幕からどのアクションも悩ましく、良ゲーだと思いました。フェルトの株がまた上がりました(笑)。

 同じアクションを何度も行うと強化されるのと、それがカードドラフトの巡りで左右されるあたりが絶妙です。わかりやすく一点特化すると妨害を受けやすいです。

 なので上手くリスク分散しながら、疫病レベルも管理してとなかなか変態なゲーム(誉め言葉)に仕上がっています。間違いなく面白い!が、コアゲーマー向けです。良作!

大佐さん曰く「ドラフトとレベルアップの組み合わせが凄い作品。フェルトの代表作+黄金期のアレアの作品。つまりマストプレイ(笑)」とのこと

エディションの違い

 本作には実質10周年記念版の『ノートルダム17』が存在します。まんま、本作の拡張セットがプラスされた版です(なぜか『ブルゴーニュ』のものも含まれます)。

10周年記念版の『ノートルダム17』

 今から買うならこちらがおススメ…と言いたいのですが、絶版プレミアでなかなかお高いです。拡張セットを切れるのなら原版は以外とお安く手に入ります。

 『ノートルダム17』は駿河屋価格で7000円以上します。オリジナルは2500円ぐらいで買えたので、両者の価値差から拡張セットの価値が5000円ぐらいと言えなくもないです。

ちなみに自分は5000円の価値はないかなと思いオリジナルを買いました。駿河屋で2200円で買いました。まあまあ良い買い物だったと思います。

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