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『パラッツォ』最新レビュー

クニツィアの競りゲー!3種の通貨を上手に使い、建物を建てていこう!

ざっくり解説

 

 クニツィアの建物のパーツを買う&競って手に入れて、それを積み上げて屋敷を作るゲームです。材質は全部で3種類あり、同じ材質で屋敷を統一するとボーナスがあります。

 パーツは1~5の数字があり、2の上に1のパーツを積むことはできません。お金で競るか買うことで手に入れられます。お金は3種類あり、それらを混ぜて支払うことは例外はあるが基本できません。

 上手に屋敷を買う・競って積み上げて、できれば材質を統一する。それができた人が概ね勝つゲームです。

画像はBGGから、競ったり買ったりして建物パーツを積み上げていくゲームです。

クニツィアの競り&お買い物ゲーム。建物のパーツを買って、それを積み上げて建物を作るゲームで、同じ素材で統一するとボーナスがあるよ。

長所

 3種類の通貨のマネージメントが悩ましくて面白い。それぞれの通貨は混ぜて使うことが一部例外を除いてできません。お釣りもでないので上手に扱っていく必要があります。

 制御の難しいゲーム性を制した時の達成感。欲しいパーツを手に入れるのにかなりの不確定要素が邪魔します。それを乗り越えた時が達成感があって楽しいです。

短所

 非直感的なルールの存在。特に4パーツ以上が競りに掛かると、全員が無料で1つずつ貰えるルールなどです。見落としやすく、忘れやすいです。ボードに描いておいて欲しいです。

 なんともいえないゲーム性。突出して魅力的な箇所はなく、ゲームの魅力はほぼシステム的な面白さが主体です。多くの人に訴えかける要素はない寄りに思います。スルメです。

ベストプレイ人数

 4人です。基本が競りを始めとする建物パーツの取り合いなので、人数が多いほど悩ましくなります。人数が少ないとコントロールが容易になります。なので3人も良いです。

 3人派と4人派は分かれると思います。4人は建物が3つぐらいになり、通貨カードも少な目でちんまりした印象を受けます。投票では4人ですが、個人的に3人の方が良い気がします。

4人だけど3人派もいて、どちらが良いかは実際に遊んでみて比較したほうが良いと思います。最初は3人から入った方が良いと思います。

個人的な感想

 お釣りの出ない&混ぜて支払いができない3種類の通貨で建物を建てるというのは、『アルハンブラ』を彷彿とさせるゲームだと個人的には思います。

 制限が激しい中でうまくコントロールしていく、という意味ではクニツィアらしいというよりも、元ネタが『アルハンブラ』で本作がクニツィアの『アルハンブラ』というポジションで考えたらしっくりくるのでは?と思いました。

 プレイ回数は3回ほど。最近4つ以上のパーツは競らずにドラフトするというルールを知りました。無料で貰えるというと聞こえは良いが、要らないパーツを押し付けられることも。

 そういう意味ではなんでこのルールにしたのか割と疑問です。そこを除けば、制限の厳しいゲームを上手くコントロールする楽しさはまあまああるゲームだと思います。

 正直、悪くないレベルですね。評価の難しい作品です。これといった分かりやすい良さはなく、びっくりするぐらい渋い作品。再販も難しいでしょう。3人でもう1回ぐらいは遊んでみたいですね。

大佐さん曰く「クニツィアの『アルハンブラ』。システム的な面白さが大半を占め。分かりやすい良さはあまりないスルメゲー」とのこと

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