ボードゲーム

『パリス・パリス』レビュー

花の都パリにようこそ!観光客を目当てにお店を建てよう!

ざっくり解説

 パリをテーマにしたゲームで、観光客を目当てにお店を出店していくゲームです。お店の出店の仕方は都市名が描かれたタイルを取り合うことで出店していきます。

 取り合ったタイルはどの人数でも必ず1枚余ります。その都市にお客さんが来たものとして得点が発生します。なので得点重視か都市の配置を重視するかのジレンマがあります。

また残った都市タイルは大量得点チャンスのグランドツアーの判定にも使われます。なのでどの都市タイルを残すかも重要なゲームです。シャハト作。

パリの観光客を目当てにお店を出店するゲーム。都市タイルを取り合うんだけど余った1枚もかなり重要なゲーム。

長所

 取る1枚か、残す1枚のタイルを優先するかのジレンマ。残った1枚のタイルは得点に大きくかかわるので、残す1枚を優先するか取る1枚を優先するか悩ましいです。

 タイルの構成比の分かりやすいゲームデザイン。ボードに各都市のタイルの残り枚数がわかりやすい工夫がされています。取り合う際にどの程度のレア度なのか一目でわかります。

短所

 直接攻撃の要素があること。都市ごとにお店の数の上限があり、それを超えた分は古いものから取り除かれます。一応、最多追い出されプレイヤーには救済はあります。

 プレイヤーカラーの白とグレーが勘違いしやすい配色なこと。この2色は4人以外で使用しないことを強く推奨します。

ベストプレイ人数

 2人です。2人は直接攻撃の問題が非常にクリアになります。また手番数も最も多く+利害関係もクリアになるため一番良い人数なのは間違いないでしょう。

 人数が増えると手番数が減る+利害関係が複雑になるため、少人数のプレイを強くお勧めします。ただ人数が増えると運要素が増えるのでマイルドになる面もあります。

 運と実力のバランスから丁度良い人数を探されるとよいでしょう。4人も8割以上の人が推奨する人数なので悪くありません。まあまあに何人でも良いです。

2人ベスト。利害関係がクリアになる+手番数が最も多いです。概ね何人でも良く、人数が増えるほどプレイ感はマイルドになります。

個人的な感想

 シャハトのタイル取り合い(ドラフト)ゲームの傑作です。クニツィアのようなわかりやすいジレンマがあり、ゲーム性は2人プレイなら結構わかりやすい部類かと思います。

 地味なパッケージのためか認知度はそれほど高くなく、知る人ぞ知るゲーム感がありますが、シャハトないしはクニツィアが好きなら一度はプレイする価値があります。

 推定プレイ回数は3回ほど。すべて2人プレイ。残したタイルが軸にグランドツアーが発生するので、取るタイルを優先しすぎることはできないゲーム性は面白いですね。

 良い作品だと思います。もっとプレイされても良いと思います。シャハトのゲームの中では認知度は高くなく、知る人ぞ知る作品だと思うのが少し残念なところ。入手も難しい部類です。

大佐さん曰く「タイルの取り合い。残す1枚と取る1枚のジレンマはクニツィアのよう。隠れた名作。クニツィアかシャハトが好きならマストプレイ

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