お宝求めて好きなだけダイスロール!ドクロの出目には要注意!
目次
ざっくり解説
8個の6面ダイスを使って遊ぶダイスゲームです。各ダイスの面にはそれぞれ違う絵柄が描かれており、ざっくり言えば「降りなおしを繰り返し、ドクロ以外の絵柄を揃えるゲーム」です。
ダイスの振り直しは自由です。好きな個数選んで降りなおせます。ドクロの出目だけは降りなおせず、ドクロが合計3つ出るまでダイスを好きな個数降りなおせます。
ドクロの出目が3つ出るとチャレンジ失敗。手番は終了し、何も得られません。それまでにできるだけ納得できる範囲の得点を目指すゲームです。何度も行い特定のスコアに到達した人が勝ちのシンプルなゲームです。
できるだけ絵柄を揃えるよう降りなおそう!ドクロが3つ出ると失敗だから、それまでに得点を確定することを繰り返すゲームだよ。
長所
何度でも降りなおせるゲーム性。この手のダイスゲームには降りなおしの回数制限があることが殆どです。本作にはドクロの出目以外に降りなおしを制限する要素はありません。
絵柄を揃えるスロットマシンみたいに分かりやすいゲーム性。とにかく難しいことは考えずに気軽に遊べます。それでいてコツコツした積み重ねも大事です。
短所
いきなりドクロ3つ出るといきなり手番終了なことです。ただし4つ以上なら相手に失点を与えるドクロ島巡りを行うことになります(とはいえ、ドクロ島モードも強くないです)。
イベントカードの効果も少し大味なこと。ドクロの出目をプラスするドクロのカードと、得点2倍の海賊のカードの開きが凄まじく、運要素はかなり強い部類に感じます。
ベストプレイ人数
3~4人です。一番テンポよく遊べる2人も悪くないです。しかし人数が少ないと自分以外のプレイヤーを失点させるドクロ島巡りが弱くなります。なので3~4人は欲しいです。
余談ですがダイスの降りなおしが可能な「ヤッツィー方式」のゲームは3人ベストであることが多いです。僕的には「ダイス振り直し系は3人ベストの法則」を提唱したいです。
3人がダイス振り直し系で悪い人数であることが珍しいです。「ダイス振り直し系は3人ベストの法則」はいい線いっていると思います。
個人的な感想
結構思い切ったバランス調整要素を持つパーティゲームだと思いました。ゲーマーが確率や期待値を計算しながらプレイするゲームというよりも、気軽にスロットマシンを遊ぶ感覚で遊ぶゲームといった印象です。
イベントカードの強さが大味なので、そこを許容できる方向けかなと思います。良いゲームだけどしぶ~いゲームの『ヤッツィー』を簡単にしたゲームと思ってだいたい間違いないかと思います。
プレイ回数は1回。ボードゲームアリーナで遊べます。手軽に遊べるダイスゲームなのでハマる人はとことんハマると思います。麻薬ゲームの1つになり得るゲームです。
個人的にはちょっとイベントカードのバランス、ドクロ周りのルールが荒っぽい印象があります。あまり考えどころがない気がします。まあ気軽に遊ぶパーティゲームとしては、なかなかいい線行っていると思います。
大佐さん曰く「カジュアルな場に向いたゲーム」とのこと。ゲーマーがいろいろ計算しながら遊ぶゲームではないかな。と言ってたよ。