プレイレポート

1月3日友人宅ゲーム会

 こんばんは、大佐です。今日は友人の豆柴太郎さんの家に泊まりでお邪魔して遊ばせてもらったプレイレポートをお話します。

 持ち込みの段階で「今回は名作会(マスターピース会)」にしようと思っていました。かなり持ち込むゲームを自分の中で、定番・名作寄りにしています。よろしければ最後までお楽しみください。

目次

交易王

 一発目は交易王です。クニツィアの00年代の名作です。当時のクニツィアは「90年代の方が良かった」とかさんざん言われてきました。本作『交易王』はそんな00年代に生み出された傑作の1つです。

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 2回続けて遊びました。1回目は大好きな協定(決算に絡むと+2金貰える)を買わないで船のみで戦いました。しかし、豆柴さんと弟がちょうど噛み合って自分だけ決算に噛めず厳しい場面が続きました。

 結果は1点差のビリでしたが買ったカードが1枚少ないので実質ダントツのビリです(笑)。船だけ増やすプレイは4人ぐらいでないと、弱そうです。

結果:最下位

2回目

 今度は商館(追加1枚カードを引ける)を購入。商館があると決算をしてもカードが1枚引けるのが魅力です。これと協定を買いました。

 商館と協定セットプレイは小刻みに決算してお小遣いを稼ぎやすい組み合わせといえます。3人ならだれもやっていない色を1~2枚でコツコツ決算してお金を稼ぎます。

 しかし、全員より購入カードが1枚少なかった弟に最後に抜かれて1点差で負けました。みなやり込んでいますね。よいゲームです。

結果:2位

マンマミーア

 今をときめくウヴェ・ローゼンベルクのカードゲーム。むかしは彼はこういう小粒でユニークなゲームをデザインしていたんですよなゲーム。

 ざっくりいうとみんな共有の具材入れに具材を放り込んでいって、隙を見て自分だけピザを焼こうとするゲームです。記憶力は大事だけど、なくても全然戦えます。

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 15枚ピザを2人で第1、第3ラウンドと完成させていたのでさほど枚数は焼いていないのに具材はやや少なく感じました。15枚ピザがたくさん焼ける展開だと具材は不足気味になると思います。

 結果は6枚のトップ。適当に放り込んだミックスピザ(全部1個ずつ)と必要具材がランダムの「?ピザ」が手出しなしで焼けたのが強かったです。

結果:1位(6枚)

ヴァイキング

 ここで全員の余力がある時間帯に複雑なゲームを遊びます。クラマー&キースリングの『ヴァイキング』です。これだけは初回プレイなので、ざっくり解説を入れます。

ざっくり解説

 島の開拓とヴァイキングの侵略をテーマにしたゲームです。各プレイヤーは未知の大陸を開拓していきます。

 島タイルと入植者はセットで売られています。これをドラフト方式(順番に買い付けていく)で取り合います。円盤で値段が決められたタイルと入植者のセットを購入して、個別ボードに配置します。

 入植者は6つの職業があり、それぞれ役割が違います。黒の戦士が一番重要で、これだけは海賊船の襲撃を撃退してくれます。かなり重要です。

 海賊船はドラフトを通じて、自分のボードにやってきます。これが居ると縦一列の入植者が機能しなくなるお邪魔ものです。

 これを戦士でブロックして、海賊船の侵略を極力受けないように充実させていき勝利を目指すゲームです。

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 全員初めてのプレイと見通しの良くないゲームなので、説明も兼ねて第2ラウンドまでお試しラウンドとしてプレイして最初からやり直しました。

 このお試しラウンド制度は個人的に全員のゲーム理解度に差をつけにくいやり方なのでかなりお勧めです。時間はかかりますが(笑)。

 序盤は僕と豆柴さんだけ、固定収入を生む黄色のコマを確保。弟だけ黄色が取れません。このため弟は終始お金に苦労していました。

 半面僕は島タイルに恵まれず、入植者がボードの待機所でたむろしていました。海賊も多いし僕の島治安は最悪です(笑)。

 トップの弟が67点で貴族(2点を継続的に出す)を固めて取っていたのが凄かったです。改めて勝利点を稼ぐゲームだなと思わされました。

結果:最下位(40点)

感想

 ディスク型の値段制度はなかなか面白いです。条件はありますが0円のタイルが買われると、価格が変動していくのでうまく考えて購入していく必要があります。ディスク型のドラフトシステムは好きですね。

 半面、クラマーのゲームらしく要素が多いです。特に最終スコアの時のボーナス要素はつけすぎだと思うぐらいに多いです。およそ全てを意識してプレイできない数のボーナス要素があります。

 多すぎる要素にぴっぱられず、今のベストなプレイに集中して、達成できるボーナスを達成するゲームって感じに思いました。

 ただ今度遊ぶなら2人ですね。3人だと島の制限が噛み合うと、入植者が配置できないことが多く、制御がとても難しく思いました。

メンバーズオンリー

 クニツィアの予想ゲーム。皆の手札に持っているカードの総数を予想して賭けるゲームです。たったこれだけのルールでメチャクチャ面白いです。

 日本での評価は高く、面白いが高額過ぎて手が出せないゲームの1つでした。つい最近に再販されたので、ぜひ持っていない人は買いましょう!

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 一番やり込んでいるので不利なスタートプレイヤーを買って出ます。とか調子に乗っていると最初のラウンドで大部分を外して、チップをほとんど没収されて一気にピンチに。

ま、まあ。最初のラウンドは遊びますからね(言い訳)

 弟が途中でビッグベン(緑)を大あてして10点まで行きます。このゲームは各カテゴリが10点が上限です。

 上限まで点数を出すと後のラウンドでその色のカードが来ると苦しいです。このバランスのとり方はすごいなって毎回思います。

 結果は22点の2位でした。一歩及ばずでしたね。最初のラウンドの大外しがキツかったとはいえ、健闘したと思います。1位は弟で25点でした。

結果:2位(22点)

王と枢機卿

 夕食から帰宅して遊んだのが『王と枢機卿』です。この日のメインゲームその2ですね。ヨーロッパをテーマに2種類の最多争いが熱い、傑作エリアマジョリティーゲームです。

 このゲームはとにかく枢機卿のスコア方式を覚えてもらうのが難しいので、丁寧に説明したつもりがわかりにくかったみたいです。

 ゲームを覚えてもらうために中間決算まで遊んで、最初からやり直します。こうすると枢機卿ルール以外はほとんど頭に入るのでお勧めです。

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 序盤はカード1枚しかプレイできず、それも新規の国を開拓させられる役回りでした。

 このゲームでは誰もコマを置いていない国への、新規開拓はコマを1つしか置けないのでやり過ぎるとつらいアクションの1つです。

 後半すぐにフランスを枢機卿で最多を取るもうまくいかせず、あまり点を生めませんでした。全体的に噛み合いませんでした。

 一番すごかったのは弟のイタリア5個置きです。修道院の連結ボーナス(4つ以上つなぐ)を目的やったみたいです。

 このエリアだけで合計10点とっていました(2位の僕は5点)。こういうやり方もアリなんだなと学びました

結果:2位(51点)

やり込んだゲームだと思っていても新たに学びがあるって、素晴らしいことだと思いました。

今日のまとめ

  • 『交易王』は2回遊びました。本日のベストゲームでした。
  • 『マンマミーア』はようやく遊べました。相変わらず好きです。
  • 『ヴァイキング』は少し要素が多いですね。次は2人で遊びたいです。
  • 『メンバーズオンリー』は不動の傑作ですね。何度遊んでも面白いです。
  • 『王と枢機卿』は10回以上遊んでいますが、新たな発見がありました!

 以上です。後編の2日目に続きます。続きもなるだけ早くアップロードしたいと考えています。読んで下さってありがとうございました。

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