こんばんは、大佐です。今回の記事は前回に続いて、友人宅に泊りで遊び行ったときに記録です。豆柴太郎さんと3人で遊びました。
目次
交易王(2人戦)
弟が起床してくるまで2人で『交易王』で遊びました。2人交易王は手番数が増えるので、かなりインフレなゲームが楽しめます。対戦相手も1人なので、利害関係が明確化されてわかりやすいです。

プレイレポート
今回は商館2枚と協定1枚のパワープレイをしました。2枚の商館の追加で引くカードで決算しても手札が減らない組み合わせです。これで3~5金の決算を連打していく地味ながら、強いプレイで臨みます。
対して、豆柴さんは船と荷役の2枚で対抗します。しかし商品カードに困ることが多く、決算の回数をこなせずに苦戦されていました。
結果はカード1枚分多く買っているのに10金以上の差をつけて勝ちました。流石にこのカードの組み合わせは犯罪的な強さでした。
結果:勝利
アルカディアの建設
ドーンの建設ゲームです。結構複雑なゲームなので集中力があるうちにとトライしてみます。複雑なゲームなのでゲーム前半ぐらいまでを、お試しラウンドで遊んでもらって覚えてもらいました。
ざっくり解説
カードを使ってテトリスのブロックみたいな建物をボードに配置します。それを建物や建築家でぐるっと囲んで完成させます。
完成させると紋章が貰えます。この時に自分の建築家が完成した建物に隣接していれば紋章が貰えます。紋章には価値があり、価格が変動します。それを旗を使って売ります。これはゲーム中4回だけ使えます。
- 各ターンの終了時、旗を使っても良い(権利です)。
- ゲーム中4回のみ行えます。
- 自分の色の建築家をストックから2個貰う。
- 紋章を現在の価値で売る(売る権利)。
特に建築家の補充はめちゃくちゃ大事です。ゲーム初期で3体しか持っておらず、この方法でしか獲得できないので上手に旗を使う必要があります。
自分の建築家を補充するには、旗を使うしかないです。旗を使うタイミング超大事です。
1.カードを使って建物を建てる or 建築家を配置
2.建築家、建物、ボード端で建物を囲む。
3.貰った紋章を旗を使って高値で売る(換金する)
4.もしくは単に建築家を補充したいから旗を使う
5.一番お金を持っていた人が勝ち!
ちょっと複雑ですが一度流れを経験すれば、すぐにわかります。言葉で説明すると複雑ですが、遊ぶとさほど難しくはないです。
プレイレポート
まずは建物を置くところからスタートです。そこから建築家を配置して、紋章を貰えるように頑張ります。
このゲームは建物が20個完成するとゲームが終了です。そこから逆算して4回の旗を使っていくのがお勧めです。ただ、全ての旗を使わずとも勝てはするので、4回全て使い切る必要はありません。
序盤は豆柴さんと僕が利害が入り組んでゴチャゴチャしているところを、弟は自分のエリアに籠って、好き勝手していました。この好き勝手を許したのが敗因になりました。

旗を使うペース配分以外は、イマイチさえないゲーム展開でしたね。結局旗を1つ残した弟が90金と他者を圧倒していました。早期に建築家を使い果たしたことが敗因でした。
結果:最下位
十二星座ゲーム
次は傑作ゲームの『十二星座ゲーム』です。星座をボードにして数値比べをするちょっと変わったゲームです。
表に置くコマと裏向きで置くコマと2パターン置き方があり、マスの指示で決まっています。特に裏向きのコマを読み合うゲームです。
プレイレポート
このゲームは如何に少ない手数でたくさんの点を稼げるかがポイントです。僕の言葉でいう「手番効率を上げる」ことが最重要なゲームです。
とはいえ、裏向きのコマを読むという心理戦要素があります。真剣勝負なこのゲームをだいぶマイルドにしている要素です。何を伏せているのか予想しながら、コマを置くのはシンプルに楽しいです。

とにかく出遅れが目立ちました。あまりやらないはずの初手ブラックホール致命的な形で直撃しました。ブラックホールは周囲のコマを無効化する魔のコマです。
なんとかうまい事決算に噛んでも、他の星で平均に回帰するので一向に差は詰まらないままでした。差を詰める目線でいくと、非常に難しいゲームです。
裏向きの星コマの読みが大分外れていたのが大きかったですね。とはいえそこそこ僅差までは詰められました。
結果:最下位
ヴァンパイア
ここで軽いゲームをと弟からリクエストがあったので、クニツィアの『ヴァンパイア』を遊びます。
再販されて随分可愛らしいイラストになりましたが、ゲームとしての面白さに差はないので安心してください。

プレイレポート
この前遊んだのが4人でしたが、3人だとよりゲームの尺が伸びて全員で同じ色を点数として公開しやすくなります。このゲームでは各色の最小の点数が0点になるので、小さすぎるセットを点数化するのは良くないのです。
3人は1セット7枚ほどが安全圏という仮説を全員で共有してプレイ開始。これがおおよそいい線行っていました。じっくり得点を伸ばして出してから、5色・6色目と立て続けに公開してゲームを終わらせます。
結果は30点の1位でした。3人は小さなセットは点数にならないことが多々あります。これはこれで良い人数な気がします。3~4人が楽しく遊べる人数かなと思いました。
結果:1位(30点)
オレゴン
最後の1ゲームに選んだのは『オレゴン』です。買い戻して最短でプレイ回数が伸びている気がしますね。弟が好きなのがおそらく原因の1つでしょう(笑)。
プレイレポート
説明時に致命的なミスが1つありました。それは開拓者と建物の隣接がこのゲームでは8方向で有効なことを説明していませんでした。
今までのゲームでは4方向での隣接が基本だったので、確かに言われなければ気付きませんね。ここの点で豆柴さんに不利な説明をしてしまっていました。気付くのが遅かったですね。
そのため豆柴さんは序盤かなり出遅れさせてしまいました。この手の認識のズレはよくある事故の1つなので、皆さんの参考になればと思います。

序盤は倉庫の周りにわらわらします。倉庫はジョーカーを再利用できるようにしてくれるので、ジョーカーと何かで倉庫に隣接→3回繰り返して3人集合ボーナス5点→建物をそこに投げ込む!の流れが生まれやすいです。
倉庫の周りは簡単に開拓者を固められます。お勧めの戦略の1つです。
そこから追加ターンなどを上手く使い差を付けて行きます。このゲームは追加ターンとジョーカーをどう上手く使うかが技術介入のポイントです。
そのため安定して勝ちやすいプレイヤーはこの2つを使うのが上手いと言えます。今回も開拓者コマの数でも圧倒的に盤面に置いた数が多かったです。圧倒的な点差で1位でした。このゲーム結構自信ありますね。
結果:1位(102点)

終わりに
2日に渡るゲーム会も終わりです。豆柴さんには年末に3日ほどゲームに付き合っていただけました。ありがとうございます。
最期に2日通して遊んだゲームたちの集合写真をアップしておきます。

今日のまとめ
- 『交易王』は通算3回遊びました。何度遊んでも良いゲームです!
- 『アルカディアの建設』はやや複雑ですが、良いゲームだと思います。
- 『十二星座ゲーム』は心理戦要素がゲームをマイルドにしていますね。
- 『ヴァンパイア』は3人だと最小公開の得点なしの人が出やすいです。
- 『オレゴン』は3人が一番良いですね。素晴らしいゲームです。
以上です。読んで下さり、ありがとうございました。