RFTGの全拡張セットのお勧め度を一覧形式で紹介します!
目次
序文
こんばんは大佐です。今日は『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』(以下『RFTG』)の全セットのレビューのまとめ記事を公開したいと思います。
5つある拡張セットをどれ・またはどこまでを買って良いのかの判断基準になる記事を目指して書きます。それではよろしくお願いします。
全部のレビュー書いているけど、個別に読む時間を省略する目的でまとめ記事で書くんだって。よければ個別のレビューも読んでね!
お勧め度を★の個数でランク付けしています。
各拡張セットのお勧め度を★1個から5個の範囲でランク付けしています。あくまで僕の主観なのでご理解の上お楽しみください。
お勧め度が★1だったとしても、ダメなゲームというわけではないです。そもそも『RFTG』は完成度が高く、★評価の低い拡張セットでもかなり水準は高いゲームです。
基本セットのみ(★★★)
基本セットのみのゲームバランスは明確に生産・出荷ゲーに偏っていると思います。生産・出荷は生産ワールドがわりと代用が利くのも再現性の高さに繋がっています。
とはいえ、勝ち筋が少なくかつ明確な方がより万人向けの調整と考えます。基本らしい調整ともいえますね。買うなら追加プロモワールドと修正版カード付の第二版一択です。
第一拡張『嵐の予兆』(『拡大の輪舞』収録)(★★★+)
達成型ボーナスが登場。このボーナスは明確な競争要素を生むと見せかけて、強力過ぎて無視できず、うち回しの強い制限に繋がります。筆者はボーナスタイルは無し派です。
あとは軍事が弱かったのを少し修正しています。ですがまだ調整不足感が強いです。『拡大の輪舞』組なら一番出来が良いと思います。
第二拡張『帝国対反乱軍』(『拡大の輪舞』収録)(★★)
相手のワールドを奪える占領が登場。ボーナスタイルともども、賛否の分かれます。有識者曰く詰みに近い状態が起こるため+直接攻撃が好きでない筆者は占領は無しです。
好きな人は好きなセットって印象です。ここまで入れるのがベスト派も結構います。個人的にはカード枚数増えすぎて噛み合うカードが引けるかゲー度高いなと思います。
第三拡張『戦争の影』(『拡大の輪舞』収録)(★)
威信ポイントと威信アクションが登場。かなりダイナミックな調整のされた『RFTG』が楽しめます。総じて威信ゲーだと思います。新カードが強すぎます。
カード枚数が増えているので新カードを掘り当てろなゲーム性はかなり粗いと思います。とはいえ『拡大の輪舞』を買ったら1回は遊んでみても良いと思います。
第四拡張『エイリアン・アーティファクト』(★★★★)
足し算の拡張を止めたセット。基本セットとこれだけで遊べます。ゲームバランスの調整に注力し、ブッ飛んだ特殊効果もボーナスタイルも廃止と思いきっています。
正直基本セットよりバランスが良いと思います。勝ち筋が増えて楽しくなりました。ボードゲームアリーナでもまあまあ卓が立つ人気の高いセット。
サブゲームとして「オーブゲーム」がありますが、こちらの評判はあまりよろしくない模様。『RFTG』短時間でサクっと遊べるゲームが長時間化すると否定意見が優勢な印象です。
第五拡張『ゼノの侵略』(★★★★★)
『エイリアン・アーティファクト』と同じくゲームバランスの調整に注力し、そのコンセプトで前作を超えたといっていいセット。サブゲームも前作より評判が良いです。
高軍事の受けである「ゼノワールド」が登場。さらに攻略方法のパターンも増え、あらゆる勝ち筋が活きる良セット。ただし、英語オンリー+コアユーザー向け。不遇のセット。
大佐さんはこれだけあればよいと言ってるよ。ただ、コアユーザー向けの調整なので、いきなり買うのはよした方がいいかも…。
最終的な僕のお勧め
第一アーク(『拡大の輪舞』収録勢)でおススメは『嵐の予兆』のボーナスタイル無し。基本のみでも十分だが、やり込んだら持っておいても良いと思います。
『拡大の輪舞』は第一アーク(第1~第3拡張)まですべてを収録しており、かつ日本語版という素晴らしいセットです。『嵐の予兆』の日本語版を入手するなら『拡大の輪舞』は一番入手難易度の面で優れるセットといえます。
個人的には『ゼノの侵略』1個あれば最終的に良いと思っています。僕は今一番欲しいのは『ゼノ』です。『拡大の輪舞』は安ければ欲しいとは思ってはいます。
あと大事なことなので二度言いますが、基本セットは第二版一択です。これだけは間違うと悲しみを背負って、プロモと修正版カードを個別に買うハメになります。ご注意を!
おわりに
僕が基本セットから複数ある全拡張プレイしたのは『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』が唯一です。ボードゲームアリーナで遊べるからというのも大きかったですね。
まあ、ぶっちゃけ『RFTG』を気に入ったら全拡張遊ぶだけの価値はあります。人によってベスト拡張がわりと変わる印象があるので、それを探す助けになれば幸いです。
以上です。読んで下さりありがとうございました。こうして全拡張遊ばせてくれるだけのポテンシャルがあるゲームと考えると凄い作品ですよね。