ボードゲーム

『レース・フォー・ザ・ギャラクシー:戦争の影』レビュー

新概念の「威信ポイント」が登場!ゲームはよりダイナミックな方向へ!

ざっくり解説

 『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』(以下『RFTG』)の第三拡張です。本作をプレイするには第一・第二拡張が必須です。全部合わせて総カード枚数は200枚を超えます。

 新概念として「威信ポイント」が登場。リソースのように取引したり、勝利点になったり、それを使って従来のアクションを超強化できる要素です。

 これによりゲームはよりダイナミックな方向に傾きます。インフレする拡張セットで、パワフルですさまじい得点を得る快感があります。

威信ポイントがゲームをダイナミックにするセット。今までの拡張セットが全部必要だから買ってねってことだね。セコイ気がする(笑)。

長所

 威信ポイントによるゲームインフレが楽しい。目的タイルありなら70~90点が狙えるぐらいのゲームバランスになります。ダイナミックな『RFTG』が楽しめます。

 目的のカードにアクセスしやすくなる探索アクションの追加。探索アクションはいくつかの選択肢から、その条件を満たすカードを確実に手札に入れることができます。

短所

 新カードが強すぎる印象があります。建てるだけで威信ポイントが発生するのに、本来のカードの効果の方も過去セットのカードに見劣りしません。ゲームバランスは粗めです。

 ルールに対し正確にプレイするのが難しいカードが増えてきました。新カードの挙動が複雑なものや新しいものが多いです。これまた賛否の分かれる要素たりえます。

ベストプレイ人数

 4人です。人数が居たほうがいいのはカード枚数の増加したのと、占領ルールを活かす兼ね合いといったところでしょう。占領ありなら間違いなく4人かと思います。

 基本セットのベストだった2人も悪くないです。数パーセントの非推奨票があるだけで、2アクション選べる2人はかなり良い人数なのは変わりありません。

 ソロ対応。ただし賛否両論みたいです。3人と5人も良く、6人は3割近くが非推奨の若干好みの分かれる人数みたいです。

『帝国対反乱軍』と同じで占領ありなら4人、そうでないなら2人って感じで良いと思います。3人と5人も良いですよ。

個人的な感想

 『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』の第三拡張です。威信ポイントの概念は確実に賛否を分ける要素となるでしょう。特に威信ポイント消費の超アクションは強いです。

 正直異次元の強さです。なので威信ポイントが絡まないゲーム展開はほぼ負けなんじゃないかな?といって差し支えないレベルです。威信ゲーです。

 単体で買い集めるのならば、正直個人としては推奨しないセットです。欲しい方は今年発売予定の『ブリンクマンシップ』という拡張バンドルセットに本セットまでの拡張3つ収録されます。なのでそれを待ちたいです。

 プレイ回数は15~20回ほど。新カードが異常に強いです。威信が強すぎて戊辰戦争ならぬ「威信戦争」って感じです。威信かくありきなゲームバランスになっています。

 その代わり気軽に楽しめます。といいたいのですが、もともと基本セットからしてゲーマー向けでそれに拡張セット3つ乗せです。『RFTG』が好きな人でないと触らないだろうし、好きな人はこのバランスを受け入れがたいのでは?とも思います。

 ちなみにボードゲームアリーナで遊べますので、よろしければ試してみるのも良いでしょう。大味なゲームバランスですが無料で楽しめる分にはアリだと思います。

大佐さん曰く「完全に威信戦争です。ありがとうございました。ゲームバランスは粗いから、そのことを織り込み済みで楽しむと良いよ」とのこと。

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