ボードゲーム

『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』レビュー

銀河の開拓競争の開幕!同時選択でさくさく開拓競争!

ざっくり解説

 銀河系での開拓の競争をテーマにしたゲーム。特殊効果を持つ建物や惑星を建設・開拓し、自分の銀河帝国を他の銀河帝国より優れさせることを目的としたゲームです。

 一番の売りはカード間のシナジーを中心としたシナジーゲームの楽しさです。カード間のコンボを考えるだけでも楽しく、大量にカードが引けたり・勝利点を稼げる状況が生まれると気持ち良いです。

 建物を建てて、その建物の効果で次の建設が楽になる。俗にいう「拡大再生産」の要素を持ったゲームでありながら、短時間で慣れれば同時処理と相まって、さくさく楽しめるゲームになっています。

慣れると本当にさくさく遊べます。デジタル版だと1プレイ10分以内に終わります。

長所

 同時処理でゲームテンポがとても良いことです。待ち時間はプレイヤーにとってストレス要因なので、仕組みの力でそれを極力なくしてくれるのはありがたいです。

 とにかくカード間のバランスがかなり良好なこと。特に第2版は弱いカードも調整が入っており、見向きもされないカードは少なく、かつブッ壊れというカードも存在しないように見えます。

買うなら第2版。追加の初期ワールドと修正済みのカードが入っているのでおすすめ!

短所

 プレイヤー間の駆け引きがフェイズの読み合いが中心です。この手の駆け引きは熟練しないと感じ取り難いです。熟練するまではソロプレイに感じやすいです。

 アイコンの数が多すぎることです。アイコン化してくれるのはありがたいのですが、問題はその数です。自動車の標識ぐらい数があり、それらのアイコンを覚えないといけません。

ベストプレイ人数

 2人です。このゲームは5つ(細かくいうと6つ)のフェイズのうち選択されたものを1つずつ行います。2人だと2つずつ行うのでゲームをコントロールしやすく、相手も1人だけなので読み合いもしやすいです。

 感覚としては2人ゲームと、3~4人ゲームでだいぶゲーム性が違います。何人でも良いことに間違いはないんですが、ゲーム性が「2人」と「3~4人」で大きく違うことには注意してください。

 慣れないとフェイズ選択を読むのは難しいので、3~4人は慣れるまで成り行きに任せるゲームになりやすく、このゲームの真価を味わうにはかなりの熟練を要します。入門としても2人から入る方が良いでしょう。

2人だと盤面の情報も少なく、読み合いがしやすいです。かつフェイズも2つ選べるのでおススメです!

個人的な評価

 2007年にして直接的な駆け引きは少な目にして、多くの効果をアイコンで表すなど現代のゲーム性を先取りしたようなゲームデザインは凄いの一言です。本作は先見の明があったといって良いでしょう。

 またカード間のバランスも良好で、いろんなカードのコンボを試してみたくなります。カード運もあいまって毎回違う展開になりやすく、いろいろ試行錯誤したくなるゲーム性になっています。中毒性はとても高いです。

 反面、参入障壁は高く、多くのアイコンを覚える必要があります。全てのカードを上手に活かすには、カード効果を絵を見ただけで判断できるレベルになる必要があります。なので上手い人とそうでない人の実力差はわりと残酷なまでに出ます。

 プレイ回数は200回ぐらい。主にボードゲームアリーナで遊びました。ハマるとボードゲームアリーナ麻薬ゲームの1つです。1プレイが短いので隙間時間ができるとついつい遊んでしまいます。

 50~70プレイ目ぐらいで、だいぶ流れるようにコンボとか組めるようになりました。フェイズの読み合いも活かせるようになったあたりで面白いなと思えるようになりました。200回目ぐらいでバランスの取れた良いゲームだと思い、今年のベスト15に入れるほどに評価を改めました。

いろいろ試すうちに良いゲームだと思えるようになりました。昔は酷評していましたが自分の場合、大分スルメなゲームだったみたいです。

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