ボードゲーム

『セベク:2プレイヤー』レビュー

今度は2人対戦!バレないようにズルをして、お金をがっぽり稼ごう!

ざっくり解説

 6種類の商品を一定のルールにのっとって集めていくゲームです。3つ以上集めた商品を売却し得点化できます。この得点を一番集めた人が勝つゲームです。

 商品は特殊タイルのキャラクタータイルと一緒に場に置かれます。それをアンク駒の向きに従って獲得します。タイルを飛ばして取ると汚職扱いとして個別管理捨て札にします。

 この汚職タイルが最多の人が汚職が発覚してペナルティを被るのは『セベク』と同じです。シンプルなチキンレースにアブストラクト的盤面のやりとりを追加したゲームです。

アブストラクトは運のないゲームって意味だよ。タイルを3枚以上集めたら、得点に変換!これを繰り返すゲームだよ。

長所

 1ラウンド勝負になったこと。『セベク』はカードの取り合いを基本3ラウンドで行います。これを同じゲームを3回プレイしているのと変わらないと思う人は本作のが合います。

 汚職のペナルティが少ない方が加点方式になったこと。前作ではかなり重たい減点でした。人は失うことが得ることの2倍苦手です。なのでこの変更は小さくありません。

人は得ることの2倍失うのが苦手というのは、「プロスペクト理論」という考え方に基づくものです。

短所

 運要素の低下による難易度アップです。『セベク』では気軽に遊べるゲームでした。しかし、本作は運要素の少ないゲーム特有の先の先を考えないといけなくなりました。

 ゲーム終了までに全然集められない種類の商品がでてきうること。こればっかりはゲームの仕様なので仕方ありません。

ベストプレイ人数

 2人用です。3人以上で遊びたい人は『セベク』の方をプレイされるとよいでしょう。

個人的な感想

 セットコレクションゲームの良作『セベク』を2人用にアレンジしたゲームです。

 本作は『セベク』のブルーノ・カタラと、『ジャイプル』などで有名なポーコンの共作です。両者ともにセットコレクションの良作をデザインしているだけに、その出来は素晴らしいです。

 中でも後にアブストラクトゲーム(運のないゲーム)の『インサート』の全身となるシステムを採用しています。『インサート』が好きな人には是非プレイしてほしいゲームの1つです。『インサート』+『セベク』÷2が本作『セベク:2プレイヤー』です。

 プレイ回数は1回。基本的に自分はアブストラクトが苦手なので本作の評価はイマイチでした。筆者は公開情報の多いゲームの先の先を考えるのが苦手です。たまになら遊んでもいいかなぐらいのゲームかなと思います。

 とはいえゲームとしての完成度は高いと思います。特に『インサート』やアブストラクトが好きな人にはお勧めできるゲームの1つです。

やっぱ大佐さんには合わなかったね。あの人アブストラクトめっちゃ苦手だからね。本人曰く「ミスしまくるから」とのこと(笑)。

 

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