ボードゲーム

『タルバ』レビュー

火山が火を噴いて地殻変動!立体要素のある建設ゲーム!

ざっくり解説

 『カルカソンヌ』のようなタイル配置で地形を伸ばしていくゲームです。六角形のタイルの3つくっついたのを配置していきます。

 タイル配置の際に、一定条件を満たすと火山噴火させられます!すでに置かれたタイルの上にタイルを置けます。この時にタイルの下敷きになった建物はゲームから取り除きます。

 ゲームには建物が3種類登場し、それぞれ建築条件が違います。そのうち2種類を全て建設すれば勝ちです。噴火で取り除かれた建物を再建設する必要はありません。

タイルを置いて条件に適合する建物を建てるゲーム。3種類中2種類を建てきるゴールを目指すタイプのゲームだよ。火山噴火をうまく使おう!

長所

 立体的なゲーム性。特に一番建設条件の緩く、数の多い小屋は2段目だと2個、3段目だと3個建てられます。高さの要素がダイナミックさにも作用する変わったゲームです。

 難しい建物を考えた末に建てられると達成感を感じられるゲーム性。ロジカルな思考力に自信のある人は好きなタイプのゲームでしょう。

短所

 若干地味なゲーム性。派手さはなく論理的思考の積み重ねが大切な渋いゲームです。立体要素は確かに目を引きますが、その実は達成するとクリアのパズルゲームって感じです。

 直接攻撃的な要素があること。火山の噴火で相手の建物を吹っ飛ばすのは無制限ではありません。しかし、妨害になるのは間違いないのでここは好みが分かれる部分かと思います。

ベストプレイ人数

 2人です。計画的にプレイできる方が楽しいゲームなので、人数は少ない方が面白いです。長考するので人数が多いほどプレイ時間が伸びがちです。火山噴火の誰を損させるか問題も2人だとクリアになります(殴る相手が1人しかいないので)。

 3人も良いです。非推奨票が一番少なく、ベスト人数は2人派と3人派に分かれるレベルといっていいでしょう。2人だとガチすぎるなって人は3人も試してみても良いと思います。

個人的な感想

 『アッティカ』などをデザインしたカサソラ=メルクルの作品です。基本的には引き運要素は控えめな、計画性が重要なパズルゲームって感じのゲームに思います。

 プレイ感はアブストラクト(運の無いゲーム)に近く、しっかり考え抜いて難しい建物を建てる。それが気持ち良いみたいなゲームです。地味な積み重ねが活きるタイプのゲームです。ガチ思考力対決なので万人向けではないと思います。

 プレイ回数は3回ほど。ボードゲームアリーナで遊びましたが、立体要素があるためスマートフォンから遊ぶのは難があります。パソコンでプレイすると良いでしょう。

 個人的には2人ベストの達成型の建設ゲーム『アッティカ』との比較は面白いですね。『アッティカ』は引き運でだいぶマイルドになっています。

 本作はちょっと真剣勝負すぎますね。若干普段使いしにくいゲームかなと思います。悪くはないです。誘われたら断らないかなレベルです。

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