ボードゲーム

『チケット・トゥ・ライド:ドイツ』レビュー

元祖の問題点の序盤の手札ため込みを解消する良マップ!

ざっくり解説

 ドイツの都市が描かれたマップに鉄道を敷いていくゲームです。鉄道を敷くのには8色のカードを使います。基本、同じ色を集めて敷いていきます。

 鉄道は敷くだけで点になります。それに加え、特定の駅同士をつなぐとボーナスが発生する「目的カード」や、鉄道を敷くと貰える乗客コマを集めて点を稼ぎます。

 それらの要素を一番いい感じにまとめた人が勝ちです。基本はカードを集めて、鉄道を敷く。それを繰り返して、目的地カードを達成する。この2つがメインのゲームです。

カードを貯めて鉄道を敷く。で特定の駅同士をつなぐとボーナスの目的地カードを達成するゲーム。ここに多数争いの乗客の要素が追加されてるよ!

長所

 乗客ルールで序盤から鉄道を敷きたくなるゲーム性。他の『チケット・トゥ・ライド』シリーズは序盤はカードをため込む一択になりやすいです。本作はそれを解消しています。

 美しいコンポーネント類。カードのイラストもおしゃれで素晴らしく、列車駒は列車の形をしています。プレイ中の写真はめちゃくちゃ映えますね。

短所

 ゲーム難易度が高い。本作は8色と色の数が多く、目的カードの達成と手札管理が難しいです。そこに加え多数争いの乗客が入ってくるので難易度は高いです。

 テンポと取り合いのバランスの良い人数3人があまりよくないこと。3人以下だとマップ上の複線が使えずキツいとのこと。小さくない欠点だと思います。

ベストプレイ人数

 4人です。このゲームは取り合いの要素があるので人数が多い方が楽しめます。加えて3人以下だと駅同士の複数の路線のどれかを敷くとほかが使えなくなります。

 3人が最も賛否が分かれ25%の反対票があります。厳しめのゲーム性を許容できるか否かが鍵でしょう。2人・5人も良く、3人が許容できれば何人でも良いといえます。

4人ベストです。個人的にはゲームテンポ・計画性の観点から5人は推奨しませんね。盤面情報の多さから結構確認することが多いです。

個人的な感想

 『チケット・トゥ・ライド』シリーズの欠点である、序盤のカード貯め込み問題に切り込んだ意欲作です。乗客コマ欲しさに序盤から路線を引きたくなります。

 反面じっくりカードをため込めないので計画性の面で言うと難しくなっています。アドリブが要求される要素が増えているので、基本チケライ上級者向けかなと思います。

 またプレミアゲーム『乗車券:メルクリン』と共通する部分は多く、乗客ルールに関して言えばこちらの方が洗練されているように感じました。「実質メルクリン」といえます。

 プレイ回数は1回。初回から目的地・乗客と両方やろうとして爆死して最下位でした。初心者はどちらかを切ったほうがやりやすいかもです。難しいです。

 悪くはないんだけど、色が多すぎて揃わない問題と4人はゲームテンポがちょっと悪いなと思いました。とはいえ流石の「実質メルクリン」ですね。良ゲーだと思います。

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大佐さん曰く「良ゲー。チケライシリーズでは難しい部類だと思う。乗客と目的地を初心者が両方やると僕みたいに爆死する」とのこと。(笑)。

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