ボードゲーム

『トランクウィリティ』レビュー

数字をキレイにハメ込む協力ゲーム!船を無事港に返そう!

ざっくり解説

 1~80の数字を使った、数字並べ+協力ゲームです。6×6の36マスにこの80枚の数字を小さい順にならべていきます。36マスに対し80枚あるので2倍以上の枚数があります。

 このゲームではカードを出す時に隣接するカードがある場合、その数字の差分だけの枚数を手札から捨てなければいけません。なので数字の差を小さく並べていきたいです。

 また両隣りにカードがある場合、数値差の小さな方を参照します。なのでこのルールを上手く活用して、大きな数字の差を埋めることもできます。

 そうして36×36のカード列に全てカードを出して、プラス終了カードを出せるとプレイヤーの勝利です。シンプルな協力ゲームです。

数字を出して並べていくゲーム。隣のカードがあるときは、その数字の差分捨てないといけないよ。それを協力して行うゲームだよ!

長所

 両隣が埋まっている時は、数値差の小さな方の枚数分で良いルールが素晴らしい。これにより大きな数値差もクリアできるので、上手に活用したいです。

 要求数の2倍もカードがあるのに、結構ギリギリな絶妙なバランス。2倍もカードがあれば余裕やろ!とか思いますが、実際結構ギリギリです。唸らされます。

短所

 ゲームバランス調整のために強引要素感じる開始カード。合計8枚捨てろはなかなか厳しく、解法を一定にしないためのやや強引なバランス取り要素に感じられます。

 人数別のバランス取り・調整がほぼ無いこと。プレイヤー全体の手札の総枚数が増え、噛み合う数字も出しやすくなり、相談禁止のルールの妙味も活きにくくなると考えています。

ベストプレイ人数

 2人です。このゲームは人数が多いほど、全員の手札の総枚数が増えます。ゲームバランスを重視するなら、総手札枚数が少ない小人数の方が面白くなります。

 ソロプレイ可能。かなり良いです。ただソロだと手札枚数少なすぎ&協力要素がなくなるので、2人には劣る印象です。

 3人までは良く、4人からは賛否の分かれる人数といった感じです。5人は正直6割の人が非推奨としており、実質1~4人用だと思った方が良いです。

ベスト人数を意識すると僕的にはさらに詰まって、実質1~3人ゲームかなと思います。2人が一番面白いですね。

個人的な感想

 元々はキックスターター発の協力ゲームです。ルールは複雑ではなく、シンプルな協力ゲームです。特にひらめきが要求される数字差ルールがあります。これを上手く活用したいです。

 追加ルールとして、プレイ済みカードを捨てさせる「海の怪物」。特定列へのカードプレイが不可能な「ギザギザ岩」があります。

 それらに加え、ランダムな数字を抜くルールもあります。それらを加えて遊ぶことで難易度、ゲームのランダム度が上昇します。長く遊ぶにはこれらを入れた方がよいでしょう。

 プレイ回数は4回。2人3回、ソロ1回。ソロはギザギザ岩入りで遊びました。全てボードゲームアリーナで遊びました。

 よくある相談禁止の協力ゲームの1つでありながら、ひらめきの要素があるのは面白いところですね。同じ相談禁止の数字並べゲームのボザの『花火』のように決まったカードを出すしかないのも良いところですね。正当進化していると思います。

 問題は解法の一定感が強いことです。引きの偏りがプレイ体験を異なった印象にすることは少ない印象を感じました。

 同じ相談禁止のゲームなら『ザ・クルー』があり、それはいろんなクリア条件をランダムに提供してくれます。僕個人としては本作よりも『ザ・クルー』の方が好きですね。

大佐さん曰く「人数別の調整があまりなく、異なるプレイ体験を得にくいのが残念。ひらめきの要素と2回目ぐらいまではやっていて楽しいんだけどね」とのこと。

 

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