ボードゲーム

『ヴィア・マギカ』改定レビュー

開け!マジックゲート!旧作のリメイクというよりはリバランス版!

ざっくり解説

 袋から引かれた6つの属性が描かれたアニムスタイルを使って、門カードにクリスタルを配置し、門を開いてモンスターのような生き物を召喚していくゲームです。

 門カードには必要な属性の個数が描かれており、袋から引かれた属性タイルに合わせてクリスタルを置いていけます。必要個数を全て満たせば召喚成功です。

 門カードには色の概念があり、特定カラーを複数個クリアすると早いもの勝ちのボーナスがあります。最終的に誰かが7つ門を開けた時にゲームは終了。一番得点の高い人が勝利です。

属性タイルを引いて、門カードにクリスタルを置いていく→必要なクリスタル全部そろった門が開門!ぶっちゃけビンゴゲームだよ!

長所

 各色の個性付けが面白いこと。青はクリスタル配置の自由度を上げ、紫はコストが重く得点特化。緑は工夫次第で得点の伸びしろが大きいなど。各色ユニークです。

 確率マネージメントが面白いこと。基本的に各属性をしっかり受けられるようにしておくことが大切です。機会損失が起こらないよう立ち回ることが重要なゲーム性と言えます。

短所

 白と青のワイルド化ポータルが明確に強いこと。コストはかなり厳しいものの、早期に開門されるとかなり苦しい展開になります。

 ボーナスとカードの取り合い以外に相手に干渉する術がないこと。大差がひらくと基本的に逆転するのは難しいので投了したほうが良いかもしれません。

ベストプレイ人数

 3人です。開門数のボーナスに人数別の調整はありません。なので4~6個開門ボーナスを取り合う3人は良い人数です。6人のみがボーナスの取り合いが過激なため若干不向きです。

 2人も悪くありません。大差がひらけば気軽に投了できる人数なので、慣れるまでは2人で遊ぶのも良いかと思います。

ベスト3人です。6人のみ賛否が分かれますが、その他は全てよい人数です。2人も良く、プラス入門向けの人数です。

個人的な評価

 ビンゴゲームの『アウグストゥス』のリメイクです。その本質はリメイクというよりバランス調整を加えたリバランス版といえます。特に元祖で野暮ったかった攻撃的な要素が減ったのは良いことです。

 見た目もずっとよくなりました。『ハリーポッター』と『ポケットモンスター』を足して2で割ったような世界観はずっと万人向けになったと思います。

 プレイ回数は100回以上。ボードゲームアリーナが大半です。ELO200~250の実力です。実力者は6~7割勝てるゲームです。運対スキルのバランスもまあまあかと思います。

 個人的には初期ポータルの選択(初期配置)が大切で、あとは確率のゲームと考えれば、交渉と盗賊の直接攻撃のない『カタン』のようなゲーム性と考えています。

 万人向けのデザインと運とスキルのバランスの良さなどを加味すれば、もっと流行って良いゲームな気がします。気になる方は、ボードゲームアリーナで遊べるので是非プレイしてみてください。

大佐さん曰く「ゲーマーもそうでない人も楽しめる作品で、間違いなく王道のゲーム。ただ、直接的な駆け引き要素がないと物足りない人には向かないかな」とのこと。

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