ボードゲーム

『ウェルカム・トゥ』レビュー

集合住宅の開発計画を描こう!紙ペンゲームの代表作級ゲーム!

ざっくり解説

 集合住宅の建設計画を描く紙ペンゲームです。紙ペンゲームというのは、専用シートに数値やチェックを書き込んで遊ぶタイプのゲームです。

 このゲームでは住宅地の開発と区画分け、公園やプールなどの設備の設置など様々なことが行えます。それらをカードの指示に従い、専用シートに記入していきます。

 カードの指示では伸ばせる要素と、区画番号が指定されます。住宅地は3列あり、各列ごとに番号は左が低く、右が高くなるよう配置しないといけません。

 あとは全員が達成のスピードを競う共通のお題カードもあります。最終的にはいろんな要素をイイ感じにまとめた人が勝ちます。

このようなマークシートを使います。

専用マークシートにカードの指示に従って、記入していくゲームだよ。あらゆる要素をイイ感じにまとめた人が勝つゲームだね!

長所

 確率マネージメントが面白いこと。3列の建物列はそれぞれ数字の順に配置しないといけません。どのように受けを残して配置していくかなど悩ましいです。

 カラフルでお洒落なマークシート。チェックや数字を入れるだけの事務的なデザインではなく、遊んでいて本当に建設計画を練っている気分になれるデザインといえます。

短所

 ガッチガチの実力ゲーなこと。ボードゲームアリーナの上位勢の勝率は100%超え(※1)ています。なので実力者に勝つのは困難といえます。

 都市計画の達成に人数別の調整がないこと。なので何人でもプレイ可能とありますが、ベスト人数でのプレイを強く推奨します。

※1:勝率100%超えは複数人数で遊ぶと発生します。僕の記憶が確かなら3人戦で無敗なら150%、4人戦で無敗なら200%になるみたいです。

ベストプレイ人数

 4人です。前述のように都市計画の早取り合戦に調整がないので、4人から±2人の範囲ぐらいがおススメです。2~6人はいずれも非推奨票が10%以下と良い人数です。

 あとはざっくりいうと7~8人は25%ほどが非推奨。8人までが許容最大かなと思います。ソロプレイも可能です。およそ8割が推奨する人数なので練習には悪くないでしょう。

何人でも遊べるのは凄いのですが、面白く遊びたいなら4人がベスト。本質的には1~8人がプレイ人数のゲームと思って良いでしょう。

個人的な評価

 紙ペンゲームの代表作級です。ボードゲームギークでは138位。ボードゲームアリーナでも人気ゲームの1つです。間違いなく名作といって過言ではない作品です。

 ただ万人迎えの顔をしていますが、その実はゴリゴリの実力ゲームです。確率マネージメントが上手かつ、各要素をうまくまとめる能力のある人が有利です。

 運要素もあるけど、実際は積み上げが大事なタイプのゲームと言えます。一発逆転や初心者向けのイージー・ウィンのパターンはありません。地道にやり込んで強くなりましょう。

 プレイ回数は5回ほど。ボードゲームアリーナで遊びました。公園を伸ばす&都市計画3つ達成を意識してプレイするが大切ですね。

 都市計画の達成と確率マネージメントのジレンマも良いですね。都市計画の達成を早くしようとすると、数字の受け幅が犠牲になりますので難しいです。

 紙とペンゲームといえばコレといっていいぐらいの出来を感じます。ただ、実力の近しい人と遊ぶことを強く推奨します。『ヤッツィー』や『ヴィア・マジカ』が好きな自分もこれはアリかなと思います。良いゲームです。

大佐さん曰く「見た目は楽しそうなんだけど、ゴリゴリの実力ゲー。そこを分かって遊ぶ分には良いゲームだと思う」とのこと。

こちらの記事もおすすめ!