ボードゲーム

『ズーロレット』レビュー

動物たちをきちんと檻に入れてあげよう!納屋に入れると大変なことに!

ざっくり解説

 動物園を経営するゲームです。プレイヤーは毎ラウンド動物や売店のタイルを他のプレイヤーと取り合う形で自分の動物園に仕入れます。

 そうして引き取った動物・売店を自分の動物園に配置します。3つある檻には同じ種類の動物しか入れられません。なので動物の種類を多くしすぎるとパンクして納屋に入れるハメになります。

 納屋の動物はマイナス点になります。納屋の動物はお金で捨てることもできます。ほかのプレイヤーに買い取ってもらえたり、すでに檻にいる動物と入れ替えたりもできます。

 そうして自分の動物園の檻を動物でいっぱいにしつつ、納屋に入れないように立ち回る。そういうゲームです。

動物・売店を取り合う→きちんと種類別に動物を収納する→檻からはみ出た動物はマイナス。はみ出た動物はお金でなんとかしてねってゲームです。

長所

 タイルの分配と引き取るタイミングが悩ましいこと。タイルの分配は自分にだけ魅力的にしないとほかの人に持っていかれるので難しいです。

 オスとメスがつがいになると子供が増えるシステムが可愛らしいです。子供はちゃんとそれらしく可愛いイラストで、楽しい可愛いファミリーゲームって見た目をしています。

短所

 プレイ開始時の指針があまりないことです。たくさん集まる動物を予測するのは難しいので、とりあえず動物を取って適当な檻に入れてみたいになりやすいです。

 比較対象となるゲームが非常に多いことです。タイルの取り合いはまんま『コロレット』で、アッパー版といっていい『アクアレット』が存在します。

比較対象となるゲーム2つと本作は、どれか1つでいいという人が結構います。特に『コロレット』と本作を天秤にかける人は多いです。

ベストプレイ人数

 4人です。人数が少ないと動物の種類をすみ分けやすいので、同じ種類を取り合う相手が増えるには人数が欲しいです。ちなみに3人はゲームをコントロールしやすく、5人はなかなかカオスですが楽しめる人数です。

 2人はアリ派とナシ派が居ます。賛否両論の半々です。ゲーマー向きだと思いますが好きな人は一度はプレイしてみる価値があると思います。

個人的な評価

 シャハトの『コロレット』システムで動物・売店を取り合うゲームです。ざっくりいって『コロレット』のアッパー版でいろんな要素が増えており、増えた要素がなかなか悪くありません。

 動物とカラフルなカメレオンと比較すると、動物の方が万人向けだと考えます。かつ『コロレット』ではほとんど救済のなかった失点も、お金の力である程度はなんとかなるのは良いところ。

 基本のタイルの取り合いは渋くゲーマー向けですが、あまり深く考えずに気軽に遊ぶこともできます。見た目通り万人向けするゲームだと思います。

 プレイ回数は3~5回ほど。基本のドラフティング(分配)システムが地味でしっかり考えてやるなら、ゲーマー向けなんすよね。そこをなんとかできるお金のオプションはあった方が楽しいと思います。3金でできる動物園の拡張が好きですね。

 僕個人は『コロレット』よりこちらが好きです。またアッパー版の『アクアレット』は長考する要因が増し、かつ拡張の対応数で本作に負けています。なのでシャハトの「〇〇レットシリーズ」で迷ったら本作か『コロレット』をまずプレイすることをお勧めします。

ちなみに『アクアレット』はすさまじいプレミアゲームの1つだよ。買うならよっぽど好きな人じゃないと買えない値段かも!?

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